ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

2017-12-24から1日間の記事一覧

双子の兄弟と母親をめぐる確執が心に痛い 椎名蓮月『遠鳴堂あやかし事件帖其の弐 誰も君にはなれない』感想

あらすじ 遠鳴堂に、鳴弦師の見習い甲斐がやってくる。彼は幽霊に取りつかれていた。それは双子の片割れの霊で、弟に「自分は自殺であること」を伝えたいという。明は甲斐を手伝うことになる。