ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

アメリカ

見た目猫な著者がハワイで行った失敗と観光 ボンボヤージュ『旅ボン ハワイ編』感想

旅行記が読みたくなって手に取った本です。この表紙、めちゃくちゃにぎやかだな~。 あらすじ イラストレーターのボンボヤージュが、出版社の企画でハワイに行くことに。高所恐怖症なのにドアのないヘリコプターに乗せられたリ、サメのいる海に檻ごと入った…

神と人の間に立つ人が世界を愛してくれる 『ワンダーウーマン』感想

友人がドはまりしていたので見ました。 あらすじ 楽園のような島に暮らす女性しかいない一族、アマゾンの姫君ダイアナ。彼女はスパイのスティーブ・トレバーと出会い、第一次世界大戦をけしかけている軍神マルスを倒すための旅に出る。しかしダイアナにとっ…

リンカーンは復讐のために杭を手に取った セス・グレアム=スミス『ヴァンパイアハンター・リンカーン』感想

最近読んでる吸血鬼ものの中で一番イロモノっぽい題材だ……。 あらすじ 吸血鬼に母親を殺され、復讐を誓ったエイブラハム・リンカーンは、ヴァンパイアハンターとして吸血鬼を屠っていく。しかしエイブは、奴隷制があるかぎり吸血鬼を滅ぼすことはできないと…

あまり深く考えずに見れるドンパチ作品 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』感想

Amazonビデオのクーポンをもらったので視聴。『ローガン』つながりです。 あらすじ 兵士を引退し平和な生活を送っていたジミー。しかし愛する人を殺され、復讐のために改造手術を受けることになる。不死身の兵器となった彼だが、そこにはさらなる陰謀が待ち…

おっさんと少女の組み合わせが好きな人は全員履修すべき作品 『LOGAN ローガン』感想

涙腺がかたい人間なんですけど、久しぶりに映画で泣きそうになってしまいました。 あらすじ メキシコとアメリカの国境近くで、老いたチャールズ・エクゼビアを世話しているウルヴァリンことローガン。彼のもとに「ある女の子を安全な場所へ運んでほしい」と…

船に乗り込んだ謎の紳士は吸血鬼だった ジョージ・R・R・マーティン『フィーヴァードリーム 上』感想

吸血鬼小説を読んでいくシリーズ。作者は『氷と炎の歌』の人なんですね。 あらすじ 事故で船を失った船長アブナーは、謎の富豪に出資を持ちかけられる。彼は船を作り、共同経営者になりたいと言う。「フィーヴァ―ドリーム」と名付けられた船は旅立った。しか…

学校を舞台に乱れ舞うミュージカル 『ハイスクール・ミュージカル』感想

短い映画が見たいな、ということでセレクトした作品です。短い映画を見ようとすると子ども向けが多くなってしまいますね。 あらすじ バスケット少年、トロイは大みそかのパーティでガブリエラと出会い意気投合する。後日、トロイの学校に転校生としてやって…

完璧なドラムを叩くための狂気のレッスン 『セッション』感想

最近dtv見れてなかったな~ということでセッションを見ました。 アカデミー賞なんですよね。 あらすじ 音楽学校でドラムをしている主人公は、有名な教師のバンドにスカウトされる。しかし彼は、鬼のようなスパルタ教師だった。主人公は彼のレッスンに必死に…

吸血鬼が愛を求めてさまよう アン・ライス『夜明けのヴァンパイア』感想

吸血鬼を読むシリーズ2作品目。 映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の原作です。 あらすじ 吸血鬼、レスタトによって吸血鬼にされた主人公。途中で少女を仲間に引き入れ、アメリカからヨーロッパに渡る。吸血鬼の半生をインタビュー形式で語る物語…

ロックミュージシャン先生になる 『スクール・オブ・ロック』感想

シャーロックを全部見終わってしまうのがもったいないな、と思って間に映画を挟んでいます。 あらすじ 友人の家の一部を借りていたロックミュージシャンのデューイは、家賃を支払うため友人になりすまし、学校の先生になった。デューイはそこでロック音楽を…

クモ神の息子、自分の持つ奇跡の力に気づく ニール・ゲイマン『アナンシの血脈 下』感想

あらすじ 婚約者を寝取ったスパイダーを追い出そうと、鳥の女の力を借りたチャーリー。しかし、それには大きな罠が隠されていた。スパイダーを助けるために、チャーリーは秘められた神の力を発揮する。

巨大企業を相手に公害和解金を手に入れろ 『エリン・ブロコビッチ』感想

『SHERLOCK』の視聴をちょっとお休みして今回は映画です。 あらすじ 3人の子どものシングルマザーで無職なエリン。がけっぷちの彼女は、交通事故のとき相談した弁護士事務所に押しかけ、無理やりスタッフになります。そこで働くうちに、彼女は大企業が公害…

クモ神の息子、兄弟に人生をめちゃくちゃにされる ニール・ゲイマン『アナンシの血脈 上』感想

クモはわりと平気ですが、でかいのになるとつらくなってきますね。この辺では大きいクモはめったに出ませんが。 益虫だから積極的には殺せません。 あらすじ チャーリーの父が死に、チャーリーは自分の父親がクモの神アナンシだったことを知ります。自分の兄…

恋愛脳の人物たちがテンポよくよその家で恋をする 『ホリデイ』感想

ホリデイ これもdtvで評価がよかったので見てみました。 普段恋愛映画を見ないので、たまに見ると不思議な感じがします。 あらすじ 休暇中に家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」。コラムニストのアイリスと、予告編の制作会社を経営しているアマンダは自…

王道すぎて普通だけどなんとなく嫌いになれない 『バトルシップ』感想

バトルシップ - 予告編 私事で申し訳ないですが、来月からちょっと勤務時間が変わるので、更新頻度が落ちるかもしれません。 なるべく触れた作品はすぐに感想を書きたいんですけどね。 今日の感想は『バトルシップ』。一部でカルト的人気を誇る映画なので、…

べたべたな序盤から、ドライなラストに至る 『はじまりのうた BEGIN AGAIN』感想

これもdtvで評価が高かったので見ました。 しかしdtvの星機能、コメントがつけられないので「どこがよかったのか」がさっぱりわかりません。何かしら面白いところがわかる内容だったらいいんですけど。 映画『はじまりのうた』予告編 あらすじ 会社をクビに…

ダメ男に惚れた主人公の今後が心配 『バーレスク』感想

dtvに復帰しました。 というわけでバーレスクを見ました。事前情報は見てないんですが、評価がよかったので。 『バーレスク』予告 あらすじ 故郷からハリウッドに出てきたアリス。「バーレスク」のショーに一目ぼれした彼女は、店主テスに雇ってくれるよう迫…

スキャマンダー先生のどうぶつ奇想天外 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』感想

ファンタビ見てきました。 豪華魔法が飛び出す!『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』予告編 wwws.warnerbros.co.jp あらすじ イギリスからニューヨークにやってきた魔法生物の研究家、ニュート・スキャマンダー。彼はトランクの取り違えから魔法…

突撃となりの宗教教育 藤原聖子『世界の教科書でよむ<宗教>』感想

ちくまプリマー新書は中高生向けの新書レーベルなのですが、なかなか侮れないです。 書籍概要 高校の倫理教科書の編集に携わっている著者が、各国の宗教教育の教科書を集め、比較します。その国で「宗教」とはどのように学ばれているかを通して、日本におけ…

アメリカ人がタイ人と出会うとき ヘンリー・ホームズ スチャーダ・タントンタウィー『タイ人と働く ヒエラルキー的社会と気配りの世界』

『タイ人と働く』は『ドンキに行ったら外国人がすごかった』というコミックエッセイの参考資料として登場していた本です。 honkuimusi.hatenablog.com 近頃面白かった本の参考資料を読むのが好きなので、参考資料はどんどん本の中に書いてほしいです。 タイ…

少女を乗せてタクシーで逃避行 原田宇陀児『風に乗りて歩むもの』感想

一巻完結ライトノベルをぼちぼち読むキャンペーン中です。 そんな中の一冊『風に乗りて歩むもの』を読みました。 風に乗りて歩むもの (ガガガ文庫) 作者: 原田宇陀児,ringo 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2009/12/18 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: …

オタクの自己肯定感を上げてくれる 『ゴーストバスターズ』感想

『ゴーストバスターズ』を見てきました。 リメイク前のものは見てないので、それを踏まえてお読みください。 映画 『ゴーストバスターズ』予告1 あらすじ 大学で働くエリンは、ともにゴーストの本を書いた友人と再会。彼女は今でもゴーストの研究を続けてい…

詐欺で世界中を飛び回ったティーン フランク・アバネイル『世界をだました男 Catch Me If You Can』感想

『世界をだました男』を読みました。 以前映画を見た『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の原作です。 honkuimusi.hatenablog.com 映画がどのくらい創作なのか気になったので読んでみました。 世界をだました男 Catch Me If You Can (新潮文庫) 作者: フ…

虐殺を作り出す言語とは 伊藤計劃『虐殺器官』感想

『虐殺器官』を読みました。 読みたいと思いつつ、ヒネてるので流行りのものにはすぐ手出しできなかったのでした。 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 伊藤計劃 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2010/02/10 メディア: 文庫 購入: 75人 クリック: 954回 こ…

発達障害を持つ夫婦の戦いと協力の記録 ジェリー&メアリー・ニューポート『モーツァルトとクジラ』感想

『モーツァルトとクジラ』を読みました。 モーツァルトとクジラ 作者: ジェリーニューポート,ジョニードッド,メアリーニューポート,Jerry Newport,Johnny Dodd,Mary Newport,八坂ありさ 出版社/メーカー: 日本放送出版協会 発売日: 2007/01 メディア: 単行本…

デトロイトから印象派がやってくる 『デトロイト美術館展』行ってきたレポ

大阪市立美術館で開催されている、デトロイト美術館展を見に行ってきました。 夏休みだから子どもが多かったですね。割とおとなしく鑑賞していてえらかったですけれども。 www.detroit2016.com 各展示室の感想 第一章・印象派 この部屋はわりと典型的な印象…