ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

インド

『JK、インドで常識ぶっ壊される』熊谷はるか 河出書房新社 感想

あらすじ・概要 家庭の事情でインドに移住することになった著者家族は、インドの文化の違いにカルチャーショックを受ける。インドの宗教や食文化、貧困や犯罪の問題。やがで著者はボランティアサークルに所属し、そこでの活動から社会のと関りや、社会にとっ…

俗っぽさと人文学的面白さが同居するコミックエッセイ―グレゴリ青山『グレさんぽ~琵琶湖とかインドとか』

あらすじ・概要 関西に住むイラストレーター・漫画家である著者。そんな著者が琵琶湖を巡ったり、伊豆に行ったり、インドにまつわる展覧会に協力したりなど、日々のことを語る。いろいろなところをぶらぶら歩いて見たものとは……。 マニアックで著者の文化的…

残業まかない、インドの巡礼料理、ミャンマーに取り残された少年。最近見た・読んだ作品5つ(20210925)

サラメシ「釣り具メーカーのまかない魚メシ/伊豆の潮かつお」 働く人の昼ご飯を紹介していく番組。 何気なくテレビをつけたらやっていたので見てたけど、この回「料理を作る女」の圧強~となっちゃってちょっと引いちゃいました。 でも釣り具メーカーのまか…

インドにおける愛国的団体はなぜ浸透したのか 中島岳志『ヒンドゥー・ナショナリズム』感想

積読崩そうとして放置してた本を消化してます。『ヒンドゥー・ナショナリズム』もその一冊。 ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景 (中公新書ラクレ) 作者: 中島岳志 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2002/07 メディア: 新書 購入: 1人 クリッ…

ガンジス河に集まった日本人たちの救済 遠藤周作『深い河』感想

『深い河(ディープ・リバー)』を読みました。 結構読むのに手こずってしまいました。 深い河 (講談社文庫) 作者: 遠藤周作 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/06/13 メディア: 文庫 購入: 10人 クリック: 65回 この商品を含むブログ (141件) を見る あ…