ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

ジャン・コクトー

病理家庭の美しい地獄―萩尾望都『恐るべき子どもたち』

今日の更新は、萩尾望都『恐るべき子どもたち』です。 あらすじ 萩尾望都がフランス文学をコミカライズ。少年ポールはダルジュロスに雪玉をぶつけられたことをきっかけに寝付いてしまう。姉のエリザベートは彼を世話することになるが……。

機能不全家族でどうにもならない悲劇が起こる ジャン・コクトー『恐るべき子供たち』感想

光文社古典新訳文庫が個人的マイブームです。本当に読みやすいですね。 あらすじ 学校で、雪玉によって負傷したポールは、友人のジェラールによって部屋に運ばれる。そこには姉エリザベートとの閉じた世界があった。歪んだ関係の姉弟と、それにかかわった少…