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ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

不倫ものがやたらと多いけれど不思議と飽きない 向田邦子『思い出トランプ』感想

リーディングスタイルの企画、バースデー文庫の11月28日の本です。 私の誕生日。 【BOOK】当店オリジナルフェアの中でも展開当初から好評いただいているバースデー文庫。同じ誕生日の作家を本を読むきっかけにしてほしいという思いから生まれたこの企画。ご…

あがいてから死んでやる! 永田カビ『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』感想

まちライブラリーにあったので借りてきました。家に置いておくのがちょっと恥ずかしいタイトルと表紙だ……。 あらすじ 漫画家を目指しながら、自傷や摂食障害を繰り返し、人生の迷子になっていた著者。その原因は自分の意思がないことではないかと考え、親に…

二人はベルリンで外国人になる 小栗佐多里&トニー・ラズロ『ダーリンは外国人 ベルリンにお引越し』感想

久しぶりに著者の本を読みました。 デザインがちゃんと引き継がれているのがうれしいです。 あらすじ 「一度くらいは海外で暮らしてみよう」と、ベルリンのミッテ地区で暮らし始めた著者二人。ミッテ地区のアートな建物や店を楽しみつつ、ドイツ特有の困りご…

名前のない英雄は誰を救うのか 多崎礼『血と霧2 無名の英雄』感想

表紙の王子のふとももが美しい。 ショタコンみたいなことを言ってしまいました(ショタは好きです)。 あらすじ 親子のように交流を深めていくロイスとルーク王子。しかしルークに課せられた過酷な使命を知り、彼を助けるためにロイスは奔走する。果たしてル…

ツンデレおじさんが追われる王子と疑似家族 多崎礼『血と霧1 常闇の王子』感想

ハヤカワ文庫Kindleセールで購入したもの第一弾。『夜と霧』と関係あるのかなと思いましたが特になさそうです。 あらすじ 血液が社会を回している巻貝都市。探索者のロイス・リロイスは、行方不明になった王子を探してほしいと頼まれる。見つかった王子とな…

アイドル興味ない私が清竜人25を好きになったわけ

ちょくちょくYoutubeの公式PVを見ていたのだけれど、ついにCDを購入してしまいました。 アイドルCDを買うのは実は初めて。アイドルはテレビで見る分はかわいいな~と思うんですが、積極的に課金しようと思ったことはないです。 そんな私がなぜ買うに至ったの…

クモ神の息子、兄弟に人生をめちゃくちゃにされる ニール・ゲイマン『アナンシの血脈 上』感想

クモはわりと平気ですが、でかいのになるとつらくなってきますね。この辺では大きいクモはめったに出ませんが。 益虫だから積極的には殺せません。 あらすじ チャーリーの父が死に、チャーリーは自分の父親がクモの神アナンシだったことを知ります。自分の兄…

理系夫、家事を論理的思考で手伝う 高世えり子『理系クン 夫婦できるかな?』感想

読み終わってから『結婚できるかな?』を飛ばしていたことに気づいたけれど、まあいいか……。 コミックエッセイは読む順序がばらばらになってしまいます。(私だけ) あらすじ 理系の男性と結婚した著者、えり子。一円でも安く買うために買い物に夢中になり、…

トルコ人と結婚した漫画家、日常を描く 高橋由佳利『トルコで私も考えた 21世紀編』感想

あとがきを見たら最終巻だったようです。コミックエッセイってどこから読んでも大丈夫だからいいんですけれど。 ノリで読む本を選ぶのでこういうことはよくあります。 書籍概要 トルコに暮らしていた漫画家が、日常のことを記録していきます。食べ物のこと、…

べたべたな序盤から、ドライなラストに至る 『はじまりのうた BEGIN AGAIN』感想

これもdtvで評価が高かったので見ました。 しかしdtvの星機能、コメントがつけられないので「どこがよかったのか」がさっぱりわかりません。何かしら面白いところがわかる内容だったらいいんですけど。 映画『はじまりのうた』予告編 あらすじ 会社をクビに…

80分で記憶を失う博士とシングルマザーの交流 小川洋子『博士の愛した数式』感想

有名だけれど実は読んだことのなかった作品です。 これもまたベストセラーを時間をおいて読んでしまう習慣のせい。 あらすじ 家政婦として生計を立てるシングルマザーの「私」は、80分しか記憶の持たない「博士」の家へ派遣されます。子どものように偏屈で…

江戸末期の嫁姑バトル 宮尾登美子『天璋院篤姫 下』感想

『天璋院篤姫 下』を読みました。 歴史ものは読むのに時間がかかる……。でも心に残る本でした。 新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫) 作者: 宮尾登美子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/03/15 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 28回 この商品を含む…

殺人犯たちはどのようにしてそこに至ったか 長谷川博一『殺人者はいかに誕生したか 「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く』感想

『殺人者はいかに誕生したか』を読みました。 ずっと積んでてやっと読みましたが、読んでよかったです。 殺人者はいかに誕生したか: 「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く (新潮文庫) 作者: 長谷川博一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/03/28 メディ…

きょうだいたちの毒親からの自立 山中恒『ぼくがぼくであること』感想

『ぼくがぼくであること』を読みました。 Amazonのおすすめ欄に出てきたので読んでみた一冊です。 ぼくがぼくであること (つばさ文庫) 作者: 山中恒,庭 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2012/04/15 メディア: 単行本 購入: 2…

高機能自閉症の子どもたちのサポート方法 杉山登志郎『アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート』感想

『アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート』を読みました。 これはエイリアンの地球ライフ―おとなの高機能自閉症/アスペルガー症候群に乗っていた参考資料。 アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート―よりよいソーシャルスキルが身につ…

荒廃した世界に取り残されたロボットの話 秋山瑞人『鉄コミュニケイション 1 ハルカとイーヴァ』感想

『鉄コミュニケイション 1』を読みました。 これは秋山瑞人大好きな人におすすめされた本です。SFもロボットも好きだし読んでみることにしました。 鉄コミュニケイション1 (電撃文庫) 作者: 秋山瑞人,たくま朋正,かとうひでお 出版社/メーカー: KADOKAWA(ア…

発達障害を持つ夫婦の戦いと協力の記録 ジェリー&メアリー・ニューポート『モーツァルトとクジラ』感想

『モーツァルトとクジラ』を読みました。 モーツァルトとクジラ 作者: ジェリーニューポート,ジョニードッド,メアリーニューポート,Jerry Newport,Johnny Dodd,Mary Newport,八坂ありさ 出版社/メーカー: 日本放送出版協会 発売日: 2007/01 メディア: 単行本…

発達障害の人が生きやすくなるヒント 泉流星 『エイリアンの地球ライフ おとなの高機能自閉症/アスペルガー症候群』感想

『エイリアンの地球ライフ』を読みました。 一回図書館で借りたんですが、手元に置きたくて通販で購入しました。 エイリアンの地球ライフ―おとなの高機能自閉症/アスペルガー症候群 作者: 泉流星 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2008/01 メディア: 単行本 …

眠れる森の美女の悪い妖精の物語『マレフィセント』感想

金曜ロードショーで『マレフィセント』を見ました。 映画『マレフィセント』予告編 あらすじ 強い力を持っていた妖精、マレフィセント。彼女は人間の少年に恋をしますが、彼は王となるために裏切ります。マレフィセントは、彼の娘に「16歳の誕生日に、糸車…

最強夫婦の壮大な夫婦喧嘩 『Mr.&Mrs.スミス』感想

『Mr.&Mrs.スミス』を見ました。 ずいぶん前におすすめされてたけど見てなかったものです。 映画「Mr.&Mrs.スミス」日本版劇場予告 あらすじ 倦怠期を迎えつつも、ごく普通の夫婦として過ごしていたスミス夫妻。しかし二人は別々の組織で活動する殺し屋でし…

優しい家族の愛のお話 小路幸也『東京バンドワゴン』感想

『東京バンドワゴン』を読みました。 読みたかったけれど後回しになってた一冊です。 東京バンドワゴン (1) (集英社文庫) 作者: 小路幸也 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2008/04/18 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (108件…

優しい誰かを中心にした連作短編 水森サトリ『星のひと』感想

『星のひと』を読みました。 前に読んだ『でかい月だな』が面白かったので読んでみました。 星のひと 作者: 水森サトリ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2008/04 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (17件) を見る あらすじ …

ボクっ娘少女の逃亡記 桜庭一樹『推定少女』感想

『ファミリーポートレイト』を読んだ流れで『推定少女』を読んでました。これは八年前なので結構昔の作品です。 推定少女 (角川文庫) 作者: 桜庭一樹 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/10/25 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 3…

母娘が旅した世界の物語 桜庭一樹『ファミリーポートレイト』感想

『ファミリーポートレイト』を読みました。 ファミリーポートレイト (講談社文庫) 作者: 桜庭一樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/11/15 メディア: 文庫 クリック: 2回 この商品を含むブログ (11件) を見る あらすじ 5歳のコマコは、母親マコととも…

おじさん怪盗、月を盗む  『怪盗グルーの月泥棒』感想

dtvで『怪盗グルーの月泥棒』を見ました。 映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』予告編 あらすじ ピラミッドを盗みだした怪盗グルー。彼の次の得物は、なんと「月」。グルーは月を盗み出すために縮み銃を求めます。その入手には孤児の三姉妹が必要で……しかしグルー…

大阪に生きる家族の形 『大阪ハムレット1』感想

『大阪ハムレット』は名前は気になっていたけれど読んでなかった漫画です。今回やっと入手しました。 大阪ハムレット : 1 (アクションコミックス) 作者: 森下裕美 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2013/05/31 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見…