ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

家族

ピジョットだけですべてを許せるポケモン映画―『名探偵ピカチュウ』

『名探偵ピカチュウ』見てきました! やったポケモンはプラチナバージョンが最後です。 あらすじ 父親の事故死の知らせを聞いてライムシティにやってきたティム。ティムは父親の家で父のパートナーポケモンだったピカチュウに出会った。なぜかピカチュウの言…

不妊治療の果てに養子を迎えるということ―後藤絵里『産まなくても、育てられます 不妊治療を超えて、特別養子縁組へ』

あらすじ・書籍概要 「特別養子縁組」とは、育て親との関係を断絶し、ほぼ実子と同じ扱いになる養子縁組の仕組み。終わりの見えない不妊治療から特別養子縁組に挑戦した夫婦のエピソードやを紹介し、特別養子縁組をするための手続きについて解説した本。

親と暮らせない子どもを引き取った夫婦たち―村田和木『「家族」をつくる―養育里親という生き方』

今日の更新は、村田和木『「家族」をつくる―養育里親という生き方』です。 家族制度について調べる流れで、里親家庭にも手を伸ばしてみることにしました。 あらすじ・書籍概要 事情があって親と一緒に暮らせない子どもたちに家庭を提供する「里親制度」。実…

養子エッセイと言うより子育てエッセイ―古泉智浩『うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました』

今日の更新は、古泉智浩『うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました』です。 あらすじ・書籍概要 子宝に恵まれず、里子を迎えた著者夫婦。里子を特別養子縁組する手続きを始める。特別養子縁組とは、ほぼ実子と同等に戸籍に書かれる養子縁組方法。ふた…

家族問題で皮肉めいた語り口はいただけない―藤沢数希『損する結婚 儲かる離婚』

今日の更新は、藤沢数希『損する結婚儲かる離婚』です。 家族制度について調べるシリーズ。 皮肉はいらない 事実を教えて あまり離婚するときのお金のことは考えたことがなかったので、「コンピ地獄」というものが存在するとは知らなかったです。 離婚しよう…

共働き世帯が広げてしまった社会の格差―筒井淳也『結婚と家族のこれから 共働き社会の限界』

今日の更新は、筒井淳也『結婚と家族のこれから』です。 家族制度について調べてみたくて手に取った本です。 あらすじ・書籍概要 「夫は外で働き、妻は家で家事」という家族モデルは、最近作られたものにすぎなかった。その形態に至るまでの家族制度の変遷を…

女性男性の共同育児をクールに見つめる―うめ『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』

今日の更新は、うめ『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』です。 あらすじ 漫画家のうめこと妹尾朝子と小沢高広。夫婦で漫画を描いているふたりに子どもができた。ふたりで五分五分の家事と育児をするうちに、「育児の世界」が女性中心に作られていること…

少し抜けている母と姉妹の日常―たかぎなおこ『30点かあさん』

厳密にはコミックエッセイではないかもしれないんですが、一応このカテゴリにさせてください。 あらすじ 化粧品のセールスの仕事を始めた母。こだまとのぞみの姉妹は会社の託児所に預けられる。しかしそこの託児所をあまり好きになれず……。想像も交えて母親…

パニック障害を抱えながらの子育て―青柳ちか『パニックママでもいいじゃない』

今日の更新は、青柳ちか『パニックママでもいいじゃない』です。 あらすじ 著者は第一子妊娠中に電車や外出先でパニックを起こすようになる。出産後もそれは続き、病院に行ったところ「パニック障害」だと診断された。子育てしながら薬を飲み、治療を試みる…

ロジカルに主夫中心の子育てを語る―望月昭『パパ、どうしてお仕事いかないの?』

今日の更新は、望月昭『パパ、どうしてお仕事いかないの?』です。 あらすじ うつ病をきっかけに、主夫になった細川貂々の夫望月昭。子どものちーと君も三歳になった。宝塚への引っ越し、子どもに合わない保育園、子連れの旅行など、さまざまな日常を描く男…

収入不安定な家族の明るい節約生活―森川弘子『年収150万一家 毎日のこんだて』

今日の更新は、森川弘子『年収150万一家』です。 あらすじ 夫はSF作家、妻はイラストレーター。生活が不安定なふたりは、節約しながら暮らしている。いかに食費を減らし、やりくしりて生きていくか。妻である森川弘子の節約レシピを紹介。

食べることに心血を注ぐ夫に振り回される妻―村田じゅん子『みんなでワイワイしあわせごはん おうちで夫がおもてなし』

今日の更新は、村田じゅん子『みんなでワイワイしあわせごはん』です。 あらすじ オレンジページの編集部で働いており、食べること、料理することに心血を注いでいる著者の夫。そんな彼に振り回される著者だったが……。彼の料理レシピを紹介しつつ、ふたりの…

それぞれの訳ありコメディ家族模様―遠藤淑子『ファミリーアワー』

今日の更新は、遠藤淑子『ファミリーアワー』です。 あらすじ 両親と暮らしていない五人兄弟。個性的な彼らはいつでも大騒ぎをしている。社会人から小学生の一家を中心に、家族の事情を描く短編集。

素行の悪いヒーロー、行動を改めて普通のヒーローを目指す―『ハンコック』

地上波で『ハンコック』がやっていたので見ました。 名前は知っていたけど見たことなかった作品。 あらすじ スーパーパワーで町を守る男ハンコック。が、その破壊的行動と性格の悪さのせいで、いつもみんなの嫌われ者だ。そんなとき、ハンコックはPR会社に勤…

子どもたちの貧困のリアル―保坂渉・池谷考司『子どもの貧困連鎖』

今日の更新は、『子どもの貧困連鎖』です。 新潮文庫のノンフィクションは結構読んでみたくなってしまうんですよね あらすじ 近年深刻化する子どもの貧困。定時制高校に通う子どもたちや、保健室で給食の残りのパンをかじる小学生。彼ら彼女らに取材し、具体…

思春期の息子の観察日記―青沼貴子『かわいいころを過ぎたら』

今日の更新は、青沼貴子『かわいいころを過ぎたら』です。 あらすじ ママが大好きだった時代は過ぎ、自分の時間を持つようになり、エッチなことにも興味を持ち始め……育児エッセイを描いていた著者が、息子、リュウの思春期を描いたコミックエッセイ。

ある日家族が犯罪者になったら―松橋犬輔・北尾トロ『裁判長!ぼくの弟懲役4年でどうすか』感想

今日の更新は、松橋大輔『裁判長!ぼくの弟懲役4年でどうすか』です。 松橋「大」輔だと思っていたんですが松橋「犬」輔なのか。どうりで検索にひっかからないと思いました。 あらすじ 裁判漫画を描いていた著者の弟が突然逮捕された。容疑は売春防止法違反…

恋愛観が古くてあまり楽しめなかった―谷川史子『くらしのいずみ』感想

今日の更新は、谷川史子『くらしのいずみ』です。 一巻完結のまんがを読むシリーズ。 あらすじ 男女が出会い、恋をして、結婚をする。その中ですれ違ったり、相手の心がわからなくなったり……。夫婦をテーマにした短編集。

ヴィザと財産狙いのウクライナ美女から父を救え―マリーナ・レヴィツカ『おっぱいとトラクター』感想

今日の更新は、マリーナ・レヴィツカ『おっぱいとトラクター』です。 『トラクターの世界史』に引用されていて興味を持ちました。 honkuimusi.hatenablog.com あらすじ 84歳の父は、35歳のウクライナ人の美女と結婚すると言ってきた。どう考えても財産目…

これは理想の和製ファンタジー映画だ―『DESTINY 鎌倉ものがたり』感想

今日の更新は、『DESTINY 鎌倉ものがたり』です。 金曜ロードショーで放映されたので見た映画です。 あらすじ 年の離れた小説家正和に嫁いだ亜紀子。彼が住む鎌倉は、魔物や幽霊が普通に歩く街だった。人でないものを交えて平穏に暮らしていた中、亜紀子が事…

黒人社会から見る多民族国家アメリカ―高山マミ『ブラック・カルチャー観察日記』感想

今日の更新は、高山マミ『ブラック・カルチャー観察日記」です。 こちらの記事をきっかけに手に取りました。 uzumaki-guruguru.hatenablog.com 書籍概要 アメリカ出身の黒人と結婚し、彼らのコミュニティに飛び込んだ著者。そこにあったのは、数々のカルチャ…

現代人にも共感できる世知辛いロマンス―オースティン『高慢と偏見(下)』(光文社古典新訳文庫)感想

今日の更新は、オースティン『高慢と偏見(下)』です。 パソコンのキーボードがぶっ壊れたため、しばらくブログが書けませんでした。なんとか毎日更新を崩さずに済みました。 上巻の感想はこちら。 honkuimusi.hatenablog.com あらすじ ダーシーの告白を拒…

「発達障害の親」が何を考えているか―高橋瞳子『大人になってわかった! うちの息子は発達障害』感想

今日の更新は、高橋瞳子『大人になってわかった! うちの息子は発達障害』です。 発達障害について調べるシリーズです。 あらすじ 真面目で優しい、いい子なのに、周囲になじめなかったり、不器用だったり……著者は我が子のモグの育て方に悩んでいた。そんな…

殺人事件の遺族の実録が心に痛い―今田たま『家族がいなくなった日 ある犯罪被害者家族の記録』感想【AmazonPrimeリーディング】

今日の更新は、今田たま『家族がいなくなった日 ある犯罪被害者家族の記録』です。 これも今はPrimeリーディングから外れてるみたいですね。DLしてから時間を置いて読むことが多いから……。 あらすじ 継父ととも平穏な暮らしをしていた著者。しかしパチンコ店…

着実に描写を積み重ねていく時間SF―一穂ミチ『きょうの日はさようなら』感想

今日の更新は、一穂ミチ『きょうの日はさようなら』です。 ライト文芸レーベルの作品をいろいろ読むシリーズ。 あらすじ 双子のきょうだいの明日子と日々人は、いとこの今日子と暮らすことになった。彼女は、コールドスリープによって30年前からやってきた女…

優秀な毒親のケーススタディのネタ―小林薫『娘が不登校になりました 「うちの子は関係ない」と思ってた』感想

今日の更新は、小林薫『娘が不登校になりました』です。 今回の記事は覚悟して読んでほしい……ボロクソに言ってるので。 あらすじ 中学生の娘が、ある日不登校になった。フリースクールに通った後、私立の学校に転校したりするが、娘はやはりそこでも不登校に…

生きるためには死後の物語が必要―『ポプラの秋』感想【AmazonPrimeビデオ】

今日の更新は、映画『ポプラの秋』です。 原作が好きだったので見てみました。 あらすじ 父が死に、あてもなく出かけたときに見つけたポプラの木。そのふもとのアパートに住むことになった千秋と母は、少し変わった大家のおばあさんと交流するようになる。彼…

育児の苦労をコミカルな笑いに昇華―横山了一『息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました。』感想

今日の更新は横山了一『息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました。』の感想です。 Twitterで見かけた絵柄だなあと思って手に取ってみました。タイトル長っ。 あらすじ 漫画家の息子ゆうたは、母親が大好きなあまり父親を敵視し、意地悪な態…

庶民が語るインターナショナルスクールの姿―東條さち子『庶民の娘ですがセレブ学校に通っています』感想

今日の更新は東條さち子『庶民の娘ですがセレブ学校に通っています』です。 インターナショナルスクールについて気になって手に取った本です。 あらすじ 庶民だが、娘をインターナショナルスクールに通わせることにした著者。そこは、セレブ達の学校だった。…

「知的ボーダー」を育てる苦労と希望―沖田×華・君影草『はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児』感想【AmazonPrimeリーディング】

今日の更新は君影草『はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児』です。 AmazonPrimeリーディングで読んだ作品。 あらすじ 幼いころからおかしな行動があった息子。彼は検査によって発達障害だと判明する。そして、知能が平均より低い知的ボーダーだと…