ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

はてなブログのおすすめ読書ブログ5選 part1

素材:写真素材足成 http://www.ashinari.com/ 読書ブログがあるとついつい「読者になる」ボタンを押してしまうタイプです。その中で気に入っているものをピックアップしました。 グループで探すと決まったブログしか浮上してこないので、この記事が読書ブロ…

一か月に2通ポストカードで送る、ゆるーいファンレター生活の話

素材:ぱくたそ https://www.pakutaso.com/ 私は結構ファンレターを出すほうです。 ペースは気まぐれだけれど、だいたい一か月に2通くらい出しています。 世の中には「どうやってファンレターを出していいのかわからない」という人がいるみたいなので、参考…

足の不自由な少女を中心に「友情」を描いた連作短編 重松清『きみの友だち』感想

あらすじ 事故で足が不自由になった恵美。彼女は事故にかかわったクラスメイトを責めたことをきっかけに、クラスで孤立してしまう。恵美は同じくクラスで浮いている、由香と仲良くなるが……。ひとりの少女を中心とした連作短編集。

小説家になろうで読むろう学校百合 石川博品『あたらしくうつくしいことば』感想

商業出版の本に夢中で最近あまりweb小説を読めてないのだけれど、これはすごくよかったので覚書もかねて感想を残しておきます。 画像はKindle版の表紙です。 ncode.syosetu.com あらすじ 紗雪の通うろう学校に転校生がやってくる。彼女は紗雪たちとは違った…

友情と愛情のあわい、フレンシスが好きな人に! 男女の友情を描いたおすすめ小説6選

素材:ぱくたそ https://www.pakutaso.com/ こんなツイートを見かけました。 ふと「男同士のロマンティックな友情ブロマンスって呼ぶけどヘテロの男女にもその《あわい》を示す言葉くれやfriendのromanceだからfromanceでいいんちゃうの頼む~~~」とズンドコ…

通販の対応がよく見た目も写真通りでよかった 「印傳のような紙のブックカバー へし切長谷部」レビュー

買おう買おうと思ってて、買い逃していました 在庫がしっかり残っている商品でよかったです。 www.plus-orange.com

本好きのオタク漫画家が本にまつわる仕事を取材 久世番子『番線 本にまつわるエトセトラ』感想

久しぶりに著者のコミックエッセイを読みたくなったので手に取りました。 あらすじ 本の貸し借りのこと、本棚がすぐいっぱいになること……。本好きであり、漫画家の著者が本による喜びや悩みを語りつつ、校正者や国会図書館などへ取材を行う。本好きの日常や…

強制収容所を生き延びたユダヤ人医師の記録 ヴィクトール・フランクル『夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録』再読感想

書籍概要 ナチス・ドイツ政権下、ユダヤ人として強制収容所送りになったヴィクトール・フランクル。過酷な環境に苦しむ一方で、医師らしい冷静な視点で収容所を俯瞰する。アウシュビッツを生き延びた男性の手記。

元軍人の菓子職人が劇作家と出会う 野村美月『アルジャン・カレール 革命の英雄、或いは女王の菓子職人 上』感想

『陸と千星』のあと、もう少し野村美月の読み切りが読みたいな、と思ったので電子でぽちっと買いました。 honkuimusi.hatenablog.com あらすじ 革命のあと、再び女王が政権を取り戻したフロリア。万年スランプな劇作家のオーギュストは、小さな菓子屋を見つ…

魔女学校の生徒同士が織りなす現代の変身譚 白鷺あおい『ぬばたまおろち、しらたまおろち』感想

TwitterのTLで噂になっていて興味を持った本です。 あらすじ 幼馴染の大蛇と結婚の約束を交わした少女、綾乃。村祭りの舞い手に選ばれた綾乃は、祭り当日に謎の男に襲われる。間一髪で彼女を救ったのは、ほうきに乗った魔女だった。綾乃はそのまま、魔女たち…

吸血鬼と人間が夏時間を一緒に過ごす 石川博品『ヴァンパイア・サマータイム』再読感想

好きだった本を読み返すシリーズ。『ヴァンパイア・サマータイム』を読んだのは結構最近なのに、かなり内容を忘れていてちょっと悲しかったです。 あらすじ 吸血鬼と人が共存する世界。両親の経営しているコンビニで働くヨリマサは、毎日紅茶を買いに来る吸…

短い文章で動物を描いたシンプルな本 ジュール・ルナール『博物誌』感想

このレビューを読んで気になった本です。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 書籍概要 牛や豚、昆虫、鳥……田舎にいるさまざまな動物を、著者は短い文章で描き出していく。日常の中の自然を見つめる日記文学。

再生医療のこれからを考えさせられる一冊 ロバート・カーソン『46年目の光 視力を取り戻した男の奇跡の人生』感想

Twitterでおすすめされていたので読んでみました。図書館で取り寄せたのですが、思ったより分厚かったのでびっくりしました。 あらすじ 盲目の男性、マイク・メイは、手術によって視力を回復できるかもしれないと医者に告げられる。メイは悩んだ結果、手術を…

何者にもなれない少女がアラビアンナイトの世界で魔神になる 荻原規子『これは王国のかぎ』再読感想

昔好きだった本を読み返すシリーズ。今回は『これは王国のかぎ』です。 たぶん最初に読んだのは中学生ぐらいです。 あらすじ 失恋をきっかけに落ち込んでいたひろみは、ある日アラビアン・ナイトの世界に魔神(ジン)として呼びだされる。ハールーンというタ…

ポイント使いたい? 創作同人誌読みたい? 電子書籍「楽天kobo」と「Kindle」の比較とおすすめポイント

素材:ぱくたそ こんにちは。春が近づいてきましたね。 今回は私が使っている電子書籍「楽天kobo」と「Kindle」の比較記事を書こうと思います。 基本的にどちらも読むのはスマホで、購入はPCからです。

イデオロギーを着替える人はある意味うらやましい 米原万里『噓つきアーニャの真っ赤な真実』再読感想

昔好きだった本を再読するシリーズ。高校生くらいかな あらすじ 共産主義者の父の影響で、幼いころをプラハの学校で過ごした著者。大人になった著者は、そのころの学友を訪ねていく。共産主義の崩壊と国の混乱を目の当たりにした少女たちは、どのような大人…

板前さんが水族館で職員として働く 末羽瑛『水族館の板前さん』感想

『Let it BEE!』が面白かったのでお礼課金です。 honkuimusi.hatenablog.com あらすじ 働いていた料亭が閉まり、無職になった主人公、浩介は、水族館の臨時職員として働くことになる。水族館の仕事に少しずつやりがいを見出していく浩介だったが、仕事は波…

病によって変わった人を冷静に見つめる 宮子あずさ『看護婦が見つめた人間が病むということ』感想

エッセイが読みたくなって買ってきました。 この本が出たばかりのときは「看護師」ではなく「看護婦」だったんですね。 あらすじ 看護婦の著者は病棟でいろいろな人に出会う。夫婦関係を見つめなおす人、精神病棟で寄る辺なく生きている人。病をきっかけに暴…

性行為が失われた世界で誰かを愛する 森田季節『不動カリンは一切動ぜず』感想

Twitterでおすすめされていたので読んでみた本です。 あらすじ すべての子どもが人工授精で生まれる時代。人々は手にノードを埋め込み思念を交換していた。中学生の火輪(かりん)と兎譚(とたん)は、学校の課題である事件を調査したことから、やっかいごと…

だめ人間がだめ人間に説得される回 椎名蓮月『あやかし双子のお医者さん五 幽霊と邂逅の半身』感想

Kindleで同日に読めるんですね。 注文しようと思ってましたがKindleで予約してしまいました。 あらすじ すべてのあやかしを滅ぼそうとする吉野。彼と仕事をしたことがある晴は、なんとか吉野を止めたいと考える。そんな中、莉莉は吉野のかつての相棒の幽霊と…

古い台本の呪いで嬉しくないハーレム状態 来楽零『ロミオの災難』再読感想

好きだった本を読み返すシリーズ。初めて読んだのは大学生の時でした。 あらすじ 一年生五人だけの演劇部。文化祭の公演の相談をしていると、五人で演じられる『ロミオとジュリエット』の台本が落ちてきた。その台本を演じることにした五人だったが、なぜか…

あいまいな感情を言語化してくれる短編集 吉本ばなな『とかげ』再読感想

この方時期によってよしもとだったり吉本だったりするので、ブログの作家タグをどっちに合わせるか悩みます。 たぶん中学生くらいの頃に読んだけれど、内容をきれいさっぱり忘れてました。 あらすじ 鍼灸師をやっている女性「とかげ」にプロポーズした「私」…

著者の福祉への理解のなさを露呈している 原田泰『ベーシック・インカム 国家は貧困問題を解決できるか』感想

本を読んでこんなに怒ったのは久しぶりだ。 最初に行っておくと、私はベーシックインカムについて反対しているわけではないです(賛成もまだしてませんが)。だが、この本はひどすぎますね。 書籍概要 国民全員に一定のお金を支給する「ベーシックインカム(…

吸血鬼が演劇部に入って恋をする 野村美月『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』感想記事まとめ

読破したので、まとめ記事です。 あらすじ 通り魔に襲われたところを吸血鬼にされてしまった主人公、詩也。彼は背が高いことから、同じく背が高い綾音と劇のパートナーになってほしいと頼まれる。最初は戸惑いながらも、詩也は演劇を面白いと思うようになる。

プレゼン資料シリーズ第0回  『血と霧』多崎礼 ハヤカワ文庫

Twitterで好きな本を宣伝するために、プレゼン資料を作ってみました。 どのくらい効果があるかはわからないけれど、需要があればぼちぼち続けようかなと思います。

「温まりたい」という欲求から生まれた暖房の歴史 ローレンス・ライト『暖房の文化史 火を手なずける知恵と工夫』感想

『森薫拾遺集』に参考文献として載っていたもの。 honkuimusi.hatenablog.com 書籍概要 人間が寒さから逃れるために作り出した「暖房」。たき火から暖炉、ストーブ、薪から化石燃料へと、テクノロジーの進歩によってそのしくみは変わっていく。暖房から人類…

ライトノベル作家がしゃべる猫とともにつらい執筆生活 石川博品『先生とそのお布団』感想

同人誌を加筆して長編に書き直したものだそうな。ガガガもそんな作品を出すようになったんですね。 あらすじ 売れないライトノベル作家、石川布団。人の言葉を理解する猫「先生」とともに、今日もひたすら小説を書く。打ち切り、出版、また打ち切りと、出口…

ウエストを締め付ける下着の過去といま 古賀令子『コルセットの文化史』感想

『森薫拾遺集』に参考文献として載っていた本です。 honkuimusi.hatenablog.com 書籍概要 ウエストを締め付け、くびれを作る下着コルセット。それはどこから発祥し、どのように発展していったのか。図やイラストを見せつつ、コルセットの歴史を解説した本。

王子が王位継承を目指して隣国と権謀術数 秋目人『謀王』感想

ぐだぐだしていて続編に手を付けるのが遅れてしまいました。 あらすじ 嘘と策謀によって王位継承の権利を得たフィッツラルド。しかし即位には隣国の王の許可が必要だった。おりしも隣国も世代交代の時期であり、フィッツラルドは王位継承のさなかに策謀を巡…

吸血鬼が繰り広げる血と夜の世界 おすすめ吸血鬼小説9選

吸血鬼の本を片っ端から読むキャンぺーンをやっていたので、そこで面白かった本のまとめです。 過去に読んだものも含みます。 『ヴァンパイア・サマータイム』石川博品 ファミ通文庫 『フィーヴァードリーム』ジョージ・R・R・マーティン 創元ノヴェルス 『…