ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

漫画感想

人類を支配した宇宙人は神話世界を作り上げた 白井弓子『イワとニキの新婚旅行』感想

あらすじ 宇宙人の「帝国」が人類を支配して500年。帝国は効率的に支配をするために、人類が持つ神話を利用した。宇宙人に与えられた神話の中でときに抗い、ときにやり過ごす人類たちを描いた連作短編。

イラストレーターボンボヤージュがさまざまなことにチャレンジ ボンボヤージュ『旅ボン 富士山編』感想

あらすじ イラストレーター、ボンボヤージュがさまざまなことに挑戦する。日本で一番高い山に登ったり、築地市場で鍋の具を買ったり、鎌倉で座禅を組んだり。ドタバタしながらお出かけするコミックエッセイ。

同じ顔がいっぱい出てくるTwitterSF漫画 麻日隆『DOuBLES』が良かった

⚡️ "【DOuBLES】同じ顔がいっぱい出てくるちょっとSF漫画"最後まで公開できたのでモーメントにまとめてみました。https://t.co/1grVpGMU1E — 麻日隆@鉤月のオルタ1巻10/6 (@ryuuasahi) 2017年11月18 Twitterで面白い作品を見つけたので紹介 。ちょっとRT数…

妻を失った悲しみと生きる漫画家 上野顕太郎『さよならもいわずに』感想

水滴の跡はニス塗り?ですかね。 本当に涙みたいに見えます。 あらすじ 突然死んでしまった妻。漫画家の著者は、彼女の葬式を出し、喪中はがきを出し、誰かが死んだ後の「その後」をこなしていく。娘と二人、妻のいない生活を過ごす哀しみとは……。

登山について初心者向けにわかりやすく解説する 鈴木みき『あした、山へ行こう!』感想

登山、子どものころは親に連れられてよく行ってたんですが、最近はとんとご無沙汰ですね。 書籍概要 「登山を始めてみたい」と思ったとき、道具は何をそろえればいいのか? 日帰りで帰る時間配分のこつは? 漫画を通して、山の始め方、そしてその面白さを紹…

技術者たちはいかにものをつくり上げているのか 見ル野栄司『シブすぎ技術に男泣き!』感想

親からの借りもの。コミックエッセイはよく貸し借りしてます。 あらすじ エンジニア(技術者)として働いていた著者は、その経験を生かして他の技術者たちを取材したり、過去の優秀な技術者の功績を漫画化したりしていく。あまり日の目を浴びることのない、…

臆病で少しおばかな猫のゆずがトラブルを呼び寄せる 須藤真澄『ゆず』感想

有名な猫エッセイ本ですが、そういえば読んだことがありませんでした。絵柄のつぶらな瞳がかわいいですね。 あらすじ 漫画家の須藤真澄のもとにやってきた子猫のゆず。臆病で内弁慶、ちょっとおばかなゆずは家の中にトラブルを撒いていく。ゆずと暮らしてい…

身長180cm超えの女の子がやり直すバレーボール 田中相『その娘、武蔵』感想

レンタルコミックで借りてきた作品。短いのでさくっと読めていいですね。 あらすじ 身長180cm超えの女の子、武蔵は高校生になる。彼女には、中学の公式試合で「バレーを辞める」と宣言した過去があった。しかしバレー部長との勝負に負けてバレー部に入った彼…

クラスメイトは外国人だらけ、すでに多文化社会ここにあり あらた真琴『もっと! となりの席は外国人』感想

よく見たら二巻目だったようです。エッセイコミックではよくやってしまいます。 でも前巻を読まなくてもだいたいわかる内容でした。 あらすじ 外国人の多い地域で教師として働いていた著者。多国籍なクラスをまとめるのには苦労が多いようで……。 異文化が身…

刺激を求めていたらいつの間にか精神病棟に 安藤たかゆき『こころを病んで精神科病院に入院していました』感想

前々から気になっていたもの。なかなかぱっと手に取れないのが私の悪いくせだなあと。 あらすじ 刺激への依存によって統合失調症になってしまった著者。精神科の閉鎖病棟へ入院し、そこで淡々とした日々を過ごす。患者の人たちや、看護師さんとの交流を経て…

有名アニメ監督と結婚した漫画家はさらにオタクになる 安野モヨコ『監督不行届』感想

エッセイコミックの中ではかなり有名なやつですよね。著者と題材の力も相まって。 あらすじ 映画・アニメ監督庵野秀明と結婚した著者。彼はオタクの中のオタクだった……。一緒に暮らすうちに、オタク色に染められていく妻。車の中でアニソンを歌い、漫画の登…

失ったものを心に抱いて生きていく切なさ 緑川ゆき『愛蔵版 蛍火の杜へ』感想

有名作品だけれど実は読んだことがなかった話です。愛蔵版を見かけたのでこの機会に手に取ってみました。 あらすじ 少女、蛍は、山で不思議な青年ギンと出会う。彼は人間に触れられると消えてしまう存在だった。夏が来るたびに、二人は山で一緒に遊ぶ。やが…

一人でシベリア鉄道に乗ったら出会いがたくさんあった 織田博子『女一匹シベリア鉄道の旅』感想

借り物。タイトルに使われてるフォント、きりぎりすでしょうか。こういうことが気になる体質になってしまった……。 あらすじ ユーラシア大陸を横断するシベリア鉄道。著者は女一人でシベリア鉄道に乗り込み、ロシアから中国を旅する。そこには同乗者の出会い…

妻を亡くした父が67歳でふたたびの恋 becco『父が、67歳で恋をした まさかのシルバー婚活ものがたり』感想

あらすじ 母を早くに亡くし、父と二人暮らしになった著者。長い失意の中から少し回復した父は、「婚活をする」と言い出す。恋に浮かれる父と、それをはらはらして見守る筆者は、少しずつお互いの知らない一面を知っていく。

戦争を生き延びたある女性の「普通」な毎日 こうの史代『この世界の片隅に』前後編感想

映画が面白かったので原作も読むことにしました。 表紙の画材は水彩かなあ。 あらすじ 広島から呉へと嫁いだすず。夫とその家族とおだやかに暮らすが、その端々に戦争の影は迫っていた。やがて呉への空襲が始まり、一家は毎日のように防空壕に潜る。そして、…

イランの少女から見た戦争、思想弾圧、戦火の日常 マルジャン・サトラピ『ペルセポリス』1、2巻感想

あらすじ イランに生まれた少女マルジことマルジャン。革命がおこったイランは、不穏な空気に包まれていた。日常的に人がいなくなり、投獄され、拷問され……。マルジの自由な性格に危険を感じた両親は、マルジを国外に出す。

見た目猫な著者がハワイで行った失敗と観光 ボンボヤージュ『旅ボン ハワイ編』感想

旅行記が読みたくなって手に取った本です。この表紙、めちゃくちゃにぎやかだな~。 あらすじ イラストレーターのボンボヤージュが、出版社の企画でハワイに行くことに。高所恐怖症なのにドアのないヘリコプターに乗せられたリ、サメのいる海に檻ごと入った…

噴火の街で男子高校生二人が友情を繰り広げる 真造圭伍『ぼくらのフンカ祭』感想

前々から読んでみたいなあと思いつつ今になってしまいました。お前はいつもそうだ。 あらすじ 高校生、富山と桜島の住む町で火山が大噴火する。温泉と火山という観光資源を得て変わっていく街に憤りを覚える富山。しかし軽い気持ちで口にした言葉から「フン…

人見知りの著者のブラジル町での友達チャレンジ 中川学『群馬県ブラジル町に住んでみた ラテンな友達づくり奮闘記』感想

日本にブラジルの人がたくさんいる町があるのは知っていましたが、それがどんなものなのかは知らなかったので手に取った本です。 あらすじ 「外国の人と友達になりたい」と思っていた著者は、群馬県にブラジル人が多く住む地域、大泉町があることを知る。そ…

日常の中の小さな悲しみを抱えて生きていく よしながふみ『愛すべき娘たち』感想

そういえば、よしながふみの現代ものって初めて読んだ気がします。BLは読んだことないんだな~。 あらすじ 大病から生還した母は、これをきっかけに結婚すると言い出した。その相手とは、娘よりも年下の俳優で……。一組の親子を中心に、それぞれの人間関係が…

将棋棋士の夫は頭はいいけどどこか変 伊奈めぐみ『将棋の渡辺くん1』感想

読みたいと思っていたけれどチャンスを逃していた漫画です。 ちょうど藤井四段のニュースをやっていて、その流れで入手してみました。 あらすじ 渡辺明は将棋棋士。ぬいぐるみが好きで、漫画が好き。頭はいいけれど将棋以外の情報がなかなか頭に入らない。そ…

インパクトのあるエピソードで「お酒はほどほどに」がわかる まんしゅうきつこ『アル中ワンダーランド』感想

画像ではわかりませんが、表紙が箔押しで地味に豪華。 ブログに載せるのがだいぶ恥ずかしいペンネームだ……。 あらすじ ブログをきっかけにイラストレーターの仕事を始めるものの、多忙で家事がままならなくなった著者。お酒でそれを解決したことをきっかけに…

ADHDがわからず街を彷徨った人の体験記 史群アル仙『史群アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方~』感想

よくTwitterで見かける人だ!と思って手に取りました。 漫画を読んで女性であることを初めて知りました。ただ、わりと「自分は女である」という意識が少ない人なのかな~と感じました。

何気ない日常の中に描かれる「被爆者である」悲しみ こうの史代『夕凪の街 桜の国』感想

『この世界の片隅に』が面白かったので原作者の本も読んでみたいなと手に取りました。 手に取って初めて意外と薄い本だと知りました。 あらすじ 原爆投下から10年経った広島。皆実は貧しいながらも穏やかな日常を生きていた。しかし原爆の記憶が、彼女の生…

結論が月並みでも対話していくことは重要である 海野つなみ 『逃げるは恥だが役に立つ』全巻読んだ感想

あらすじ 大学院を出ても正社員として就職できなかったみくり。派遣切りに遭って求職中のみくりに、家事代行の仕事が舞い込んでくる。雇い主平匡(ひらまさ)と良好な関係を築いたみくりは、「就職としての結婚」を提案する。

田中相『千年万年りんごの子』一巻が電子書籍で0円なので宣伝する

『千年万年りんごの子』1巻がkindleで0円なので宣伝です。Kindle以外の電子書籍でも0円のところが多いみたいです。 いつまでなのかはよくわかりませんが。 あらすじ りんご農家に婿入りした雪之丞。お見合い結婚ながらも、妻の朝日の明るさに心を開いてく…

北欧女子オーサ、日本で文化ギャップに出会う オーサ・イェークストロム『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』

本屋で見かけて気になっていたコミックエッセイです。 あらすじ 勉強のため、スウェーデンから日本にやってきた著者。しかし日本は彼女の想像を超えていた。スウェーデンのオタク女子が日本の不思議との出会いを描いた、四コマブログの書籍化。

あがいてから死んでやる! 永田カビ『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』感想

まちライブラリーにあったので借りてきました。家に置いておくのがちょっと恥ずかしいタイトルと表紙だ……。 あらすじ 漫画家を目指しながら、自傷や摂食障害を繰り返し、人生の迷子になっていた著者。その原因は自分の意思がないことではないかと考え、親に…

二人はベルリンで外国人になる 小栗佐多里&トニー・ラズロ『ダーリンは外国人 ベルリンにお引越し』感想

久しぶりに著者の本を読みました。 デザインがちゃんと引き継がれているのがうれしいです。 あらすじ 「一度くらいは海外で暮らしてみよう」と、ベルリンのミッテ地区で暮らし始めた著者二人。ミッテ地区のアートな建物や店を楽しみつつ、ドイツ特有の困りご…

イタリア中心においしい世界を描く食べ物エッセイ ヤマザキマリ『それではさっそくBuonappetito!』感想

読んでいるとイタリア料理を食べたくなってきました。食べに行こうかな……。 漫画風の表紙がかわいいです。 書籍概要 『テルマエ・ロマエ』を描き、世界を股にかける漫画家ヤマザキマリが、貧乏学生時代の思い出や、イタリア暮らしの生活を食べ物中心に語る。…