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ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

トルコ人と結婚した漫画家、日常を描く 高橋由佳利『トルコで私も考えた 21世紀編』感想

あとがきを見たら最終巻だったようです。コミックエッセイってどこから読んでも大丈夫だからいいんですけれど。 ノリで読む本を選ぶのでこういうことはよくあります。 書籍概要 トルコに暮らしていた漫画家が、日常のことを記録していきます。食べ物のこと、…

架空の島を舞台にしたちょっと怖いファンタジー 恒川光太郎『南の子供が夜いくところ』感想

南の島というと、八重山諸島に行ったときのことを思い出します。 ぼーっとするのにいいところでした。 あらすじ 少年、タカシは一家心中をするところを謎の女性、ユナに助けられます。彼が連れてこられたのはトロンバス島という南の島。そこではいつも不思議…

ロシアをさまよう漂流民たちに感情移入 井上靖『おろしや国酔夢譚』感想

読みたいと思っていたんですが、後回しになっていてやっと読めました! ロシアの殺し屋恐ろしや。 あらすじ 船旅のうちに遭難し、ロシア領の離島にたどり着いた伊勢出身の船乗りたち。彼らはロシアの街を転々としながら、帰国の方法を探ります。過酷な異国の…

突撃となりの宗教教育 藤原聖子『世界の教科書でよむ<宗教>』感想

ちくまプリマー新書は中高生向けの新書レーベルなのですが、なかなか侮れないです。 書籍概要 高校の倫理教科書の編集に携わっている著者が、各国の宗教教育の教科書を集め、比較します。その国で「宗教」とはどのように学ばれているかを通して、日本におけ…

中国のアニメ事情とカルチャーショック 日野トミー『なんで私が中国に!?』感想

母から借りて『なんで私が中国に!?』を読みました。 あらすじ アニメ会社に勤める著者は、社長から中国への転勤を命じられます。ネットの知識しかない著者ははたして中国人たちの上司になれるのか。そしてプロジェクトのゆくえは……。

アメリカ人がタイ人と出会うとき ヘンリー・ホームズ スチャーダ・タントンタウィー『タイ人と働く ヒエラルキー的社会と気配りの世界』

『タイ人と働く』は『ドンキに行ったら外国人がすごかった』というコミックエッセイの参考資料として登場していた本です。 honkuimusi.hatenablog.com 近頃面白かった本の参考資料を読むのが好きなので、参考資料はどんどん本の中に書いてほしいです。 タイ…

料理から見るロシアの文化 萩野恭子・沼野恭子『家庭で作れるロシア料理 ダーチャの菜園の恵みがいっぱい!』感想

民族料理について調べてみたいと思ったので、民族料理のレシピ本を探していました。 『家庭で作れるロシア料理』もそのひとつ。 家庭で作れるロシア料理 ダーチャの菜園の恵みがいっぱい! 作者: 荻野恭子,沼野恭子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 20…

ソマリアに恋してソマリアに傷つき 高野秀行『恋するソマリア』感想

『恋するソマリア』を読みました。 ワセダ三畳青春記を読んで興味を持ったので手に取ってみました。 恋するソマリア 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/01/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (12件) を見る あらすじ 「アフリカ…

インドにおける愛国的団体はなぜ浸透したのか 中島岳志『ヒンドゥー・ナショナリズム』感想

積読崩そうとして放置してた本を消化してます。『ヒンドゥー・ナショナリズム』もその一冊。 ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景 (中公新書ラクレ) 作者: 中島岳志 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2002/07 メディア: 新書 購入: 1人 クリッ…

外国人・ミーツ・ドン・キホーテ 嶋村ヒロ『ドンキに行ったら外国人がすごかった』感想

『ドンキに行ったら外国人がすごかった』を読みました。 このタイトル、私がドンキに行くとよく感じる考えなので、秀逸なタイトルですね。 ドンキに行ったら外国人がすごかった (メディアファクトリーのコミックエッセイ) 作者: 嶋村ヒロ 出版社/メーカー: K…