ブックワームのひとりごと

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読書友達がいる生活『バーナード嬢曰く。2』感想

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『バーナード嬢曰く。』の2巻を読みました。これは楽天koboのクーポンで入手した本です。

あらすじ

読書家でないのに読書家ぶる少女、町田さわ子。しかしSFマニア・神林の影響で少しずつ有名作品を読破していきます。学校の図書館で友人達とぐだぐだするゆるい読書漫画。

言い知れぬゆるさと読書ネタ

この漫画の面白さは大量に登場する本のネタです。しかもそれが「なんかわかる……」って納得してしまうんですよね。「最初に名作を読んでしまうとそのジャンルへのハードルが上がって他の本を読まない」というくだりはすごくうなずきました。

それから、知らない本への興味も引かれますね。『KAGEROU』を熱く語る神林に思わず読んでみたくなりましたし、『オシムの言葉』も面白そうです。読みたい本リストがどんどん長くなります。

町田さわ子は典型的ななんちゃってオタクなんですが、面白い作品に出会うと素直に喜んでくれるところがいいなあと思います。そりゃ神林もいろいろ貸したくなりますよね……。私もこんなふうに話せる読書友達が欲しいです。うらやましい。

2巻は神林さんがデレるようになって可愛らしいですね。素直になれないのもまた良し。

まとめ

ゆるいけれど本好きにはたまらないネタの宝庫でした。続きが出たらまた購入したいと思います。