ブックワームのひとりごと

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少年たちはリレーを走る 佐藤多佳子『一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ』感想

『 一瞬の風になれ 第一部』を読みました。

前に同じ作者の本を読んで面白かったのでこちらにも挑戦してみました。

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)

 

 あらすじ

サッカーの天才である兄の背中を追うことに疲れ、陸上に転向した主人公、新二。走る才能があるのにいいかげんで束縛嫌いな連にいらだちと羨望を覚えながら、走ることの楽しさに目覚めていきます。

天才はいつでも傲慢

この作品には二人の天才がいます。主人公の兄のサッカーの天才、健一と、陸上の天才連。作中でも言っていたけれど、新二は天才にあこがれる星のもとに生まれてきたんですかね……。天才は無自覚に傲慢だから大変です。

しかし健一のチームメイトの連のいいかげんさは大変で、よく友達を続けていられるなと他人事ながら心配します。でもなんとなく連のことを憎めないのはわかります。悪意はゼロなんですよね……。本能的に生きられる姿はある意味うらやましいです。

これから競技を続けていくにあたって、連もいつまでもふらふらしてはいられないと思うし、そこをどう書くのか気になります。連が本気になって陸上の練習をすればどこまでタイムが縮まるのか、楽しみです。

作者の文章の書き方が好きなので、読みやすくてよかったです。

まとめ

まだまだ起承転結の起の部分なので本格的には面白くなってませんが、少しずつ続きを読みたいなと思います。

連はこのままで大丈夫ですか? 心配です。

サマータイム (新潮文庫)

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