ブックワームのひとりごと

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処女王エリザベスの恋と陰謀 『エリザベス』感想

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『エリザベス』を見ました。

ずっとdtvになかったけど再配信されたようです。やったね。

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 あらすじ

敬虔なカトリックだった姉の次に即位したエリザベス。ただの娘だったエリザベスには王位は重荷でしたが、ウォルシンガムの助けもあって少しずつ慣れていきます。しかし、彼女の周りには謀反の気配が……。

恋愛模様が悲しかった

この作品の陰の主役はロバートじゃないかと思いました。あの人はエリザベスのことが本当に好きだったんでしょうね。でも、男として彼女に愛されたいという思いがああいう行動になったんだなと思うと悲しいです。男のプライドやわがままを感じました。

メインは恋愛でしたが、ドレスや当時の風俗が見られるのはとても面白かったです。あの有名な肖像画のネタが使われるのもよかったです。

ただ結構似たような服装のキャラクターが多いので、誰が誰だったかよくわからなくなりました。後半になってやっと内容が飲み込めてきました。世界史知識がなかったら、もっとよくわからなかったかもしれません。私はキャラクターの顔を覚えるのが苦手なんでしょうね……。

高校で世界史選択をした人は、イギリス史知識を思い出しながら見ると楽しめる作品です。

まとめ

私は世界史大好きだから面白いですが他の方にはどうなんでしょう?

世界史知らずに見るならアマデウスやロック・ユーなんかのほうが見やすいかもしれません。