ブックワームのひとりごと

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眠れる森の美女の悪い妖精の物語『マレフィセント』感想

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金曜ロードショーで『マレフィセント』を見ました。


映画『マレフィセント』予告編

あらすじ

強い力を持っていた妖精、マレフィセント。彼女は人間の少年に恋をしますが、彼は王となるために裏切ります。マレフィセントは、彼の娘に「16歳の誕生日に、糸車の針に刺されて眠りにつく」呪いをかけます。しかしマレフィセントは彼女に情がわいてしまい……。

カラスさんかわいい

マレフィセントの従者がカラスなのですが、それがとてもかわいいです。忠誠を誓っているのに軽口たたく感じが好きです。主従萌えなのでそこが一番わくわくしました。変身シーンもこれぞファンタジーって感じでしたね。

話の内容的には男の愛なんてあてにならないよねって感じで、プリンセスものとしては異色でした。事実上セルフ翻案の作品とはいえ、大胆にやりましたね。びっくりしましたが、これはこれですがすがしくて良かったです。

しかし、ストーリー的には詰め切ってないなという部分もあって、王様は心から自業自得なんですけれど、周りの人のとばっちりっぷりにフォローがろくにないのが気になりました。特に王妃は何も悪いことしてないのに娘を取り上げられてかわいそうです。とにかくちょい役の扱いが非常に悪い……。

シュガー・ラッシュ 』や『ベイマックス 』なんかのかなりストーリーが練られた作品を見た後だからこそそう思うのかもしれないですね。

まとめ

面白かったけれど、ストーリーはちょっと物足りなかったですね。

でも美術やマレフィセントの美しさやキャラ萌えに関してはよかったです!

マレフィセント (ディズニーアニメ小説版)

マレフィセント (ディズニーアニメ小説版)