『ゴリアテ ロリスと電磁兵器』を読みました。
三部作最後のお話!
あらすじ
ニコラ・テスラという科学者を、シベリアで救出することになったリヴァイアサン。彼は戦争を終わらせることのできる武器を開発していると言います。アレックはそれが真実か、彼に近づきますが……。
災い転じて福となす
アレックは本当に周りに面倒見てくれる誰かがいないとだめですね。このラノベ主人公め……。でもこの巻で自分が本当にやりたいことに気づいてよかったです。かなり成長してくれました。
リヴァイアサンが日本に寄るシーンで、自動車会社トヨタを作った豊田や、真珠の養殖に成功した御木本が登場するのににやっとしました。やっぱりこの二人は、日本の技術者として海外でも有名なんですね。
最終巻はラブ要素が増しててだいぶごちそうさまという感じになりました。アレックとデリンはもちろんですけど、あの人とこの人がくっついたっぽいのはびっくりしましたね。ある意味お似合いな気がしますが……。さらに怖さが増した気もします。
収まるべきところに収まったエンディングでしたが、ロリスの価値はあまり明かされなかったし、冒険譚ももっと続けられそうなので、続きがあれば読んでみたいなと思います。
でもそれには日本でもこの本が売れないといけないですね……。
まとめ
三部作、とてもわくわくして楽しめました。作者の他の作品も読んでみたいので、ぜひ売れてほしいです。
二人は冒険しつつも幸せになってほしいです。