『ダンジョン飯 3』を読みました。
ダンジョン飯 3巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2016/08/12
- メディア: Kindle版
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あらすじ
ドラゴンに食われた仲間を救いにダンジョンに潜るライオス一行。水辺の階を降りていくうちに、かつての仲間、ナマリと出会います。彼女はお金のことでライオスのパーティを離れ、今は学者の護衛としてダンジョンに潜っていました。ウンディーネを倒すため彼女らと協力することになるのですが……。
ハッピーエンドで終わらない潔さ
ナマリとライオス一行を単純に和解させなかったのがよかったなあと思いました。それぞれに譲れないことがあり、事情がある。そこにちゃんと重きを置きながら、オチまで書いたのが好きです。特にお金のことは簡単に許しちゃだめですからね……。ナマリが去るのも仕方がないです。
冷たい話かと思えばそうではなく、それぞれの違いをおもんばかる姿勢が逆に優しかったです。友情とか信頼は、みんな同じものを見ている必要はないんですね。ちゃんと情はあったと確認できるだけでいいのです。
料理描写も毎回あれですが、今回は寄生虫を食べているのがクレイジーでしたね。見た目的にモデルはヤツメウナギだろうか……。それでも見ているとだんだんおいしそうに見えてくるのが恐ろしいです。
この作品の中で一番好きなのがマルシルなんですが、この巻もかわいかったです。どじを踏むこともあるけどいつもけなげだし頑張っているところが愛しいです。まあこの世界観なのであんまりいい目には合わないけど!
まとめ
マルシルがかわいかったです。(繰り返し)
作品に流れる独特の空気感、距離感も魅力的だなあと感じました。
ダンジョン飯 1巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: Kindle版
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