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ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

詐欺で世界中を飛び回ったティーン フランク・アバネイル『世界をだました男 Catch Me If You Can』感想

読書感想 犯罪 アメリカ フランク・アバネイル ノンフィクション 翻訳

『世界をだました男』を読みました。

 以前映画を見た『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の原作です。

honkuimusi.hatenablog.com

映画がどのくらい創作なのか気になったので読んでみました。

世界をだました男 Catch Me If You Can (新潮文庫)

世界をだました男 Catch Me If You Can (新潮文庫)

  • 作者: フランクアバネイル,スタンレディング,Frank W. Abagnale,Stan Redding,佐々田雅子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 文庫
  • 購入: 4人 クリック: 29回
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 あらすじ

ハイスクールを中退して、街に飛び出したフランク・アバネイル。彼はパイロットを詐称して小切手詐欺を行うことを思いつきます。医者、法律家と次々に職業を変え、ついに海外でも鷺を行うフランク。稀代の詐欺師による自伝。

映画より人格が破綻している

映画では「両親のトラウマで傷ついた少年」という形で物語が進んでいましたが、元作であるこの本ではそういうところはないです。両親は離婚してはいるけれど本人は別に気にしていません。

たぶん、映画にするにあたっては何かしら犯罪を起こす理由と言うものが必要だったんだろうな、と思うんですが、実際のところ本物の犯罪者には「犯罪を起こす理由」なんてものは必要がないのかもしれません。正気のまま次々と犯罪を犯していくのは本当にこの人の人格はどうなっているのかと思いましたよ。

ただ、なんだかんだ言って人を傷つけるような犯罪はしないし、どことなく憎めない人ではあるんですよね。そこが映画化までされたポイントなのでしょう。犯罪者と言う点では本当にダメな男なのにどこかほほえましい気持ちで読んでしまいます。

映画とはかなり違う内容で、映画から入るとびっくりすると思います。けどこっちのほうがリアルだから別物としてありです。

まとめ

映画と比較して読むと、物語としてのウケる改変を見られて面白かったです。

映画とはかなり別物だけれど、これはこれで楽しめました。詐欺に興味のある人におすすめです。

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