ブックワームのひとりごと

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荒廃した世界に取り残されたロボットの話 秋山瑞人『鉄コミュニケイション 1 ハルカとイーヴァ』感想

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鉄コミュニケイション 1』を読みました。

これは秋山瑞人大好きな人におすすめされた本です。SFもロボットも好きだし読んでみることにしました。

鉄コミュニケイション1 (電撃文庫)

鉄コミュニケイション1 (電撃文庫)

 

 あらすじ

戦争によって人類が滅んだ未来。ロボットと暮らしている人間の生き残りハルカは、ある日自分とそっくりのロボットに出会います。彼女の名前はイーヴァ。彼女の同行者ルークとともに、ハルカたちとイーヴァは共同生活を始めます。しかしルークとイーヴァには秘密があるようで……。

子どもっぽさが逆にいい

わりとライトノベルの「子ども」って大人びて書かれることが多いので、ハルカの子どもっぽさは新鮮でした。悪い意味ではなく、考えなしだったりいろんなものにあこがれたりする部分に自分を重ね合わせられていいと思ってます。そういう部分が逆にかわいいです。

2巻完結のうちの1巻なので、伏線を張っていく過程が多いです。まだまだ盛り上がるのには早いかなという感じ。

ロボットたちもキャラクターが豊かなので、読んでて面白いです。お気に入りはアンジェラさんですかね。ああいうクールビューティ的なキャラクターに弱いです。みんななんだかんだ言ってハルカのことを思っているところが愛しいです。

原作があるらしいんですが、鉄コミュニケイションのウィキペディアによると設定を引き継いだだけの別物だそうです。実際原作を知らなくても違和感なく読めました。「読みたいけど原作を知らないし……」という人でも気にしないで読んで大丈夫だと思います。

まとめ

全二巻と短いし、読みやすいので続刊も読んでみようと思います。

ロボットものはかなり性癖に来るんですよね!

鉄コミュニケイション DVD-BOX

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鉄コミュニケイション サウンド

鉄コミュニケイション サウンド

 

 次巻感想

 

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