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ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

終末世界の謎生物の真実とは 『METRO2033 下』感想

Web小説 SF 冒険 宗教 架空歴史 ロシア 翻訳 ドミトリー・グルホフスキー 読書感想

『METRO2033 下』を読みました。

分厚いので結構手こずりました。

 

Metro2033 下

Metro2033 下

 

 あらすじ

長い旅を経て、ついに地下都市へとたどり着いたアルチョム。しかし、メトロの駅を救うためにはさらなる旅が必要でした。旅の果てに、アルチョムはメトロを脅かしている「黒き者」の真実を知ります。

ベッタベタなSFだけどそこがいい

内容もかなりべたなんですがオチもまたべたでしたね。直球すぎて逆に好きかもしれません。たぶんオチよりそこに至るまでの過程を楽しむべき作品なのでしょう。

下巻も、メトロの駅ごとの文化の違いが面白いです。たぶん地下都市の人たちにとって世界はまだディストピアじゃないんでしょうね……。そしてさらっと流されているカースト制度のことがとても怖いです。カースト制度で普通に一冊本が書けそうな気がしています。

大蛇を進行するカルト教団の話も面白かったです。大蛇の正体を知ったとき「ああ、なるほど!」って思いました。アルチョムが未来人だから、あれが何か気づかなかったんですね。

アレな人たちがいっぱいいるんですが、彼ら全員が「生き残るため」それを選んでいるのがディストピアという感じです。狂わなければ生き残れない。そんな狂ったメトロを守ろうとするアルチョムがかっこよくもあり悲しくもあります。結末の後も戦うのかなと思うとつらいです。

あとがきによると小説の派生作品も生まれているようで、そっちもちょっと気になります。日本語訳される可能性はかなり低いでしょうが……でもゲームは日本語版があるんですね。

まとめ

長いので読みやすくはないですが、エンタメSFが好きな人にはおすすめできそうです。日本ではあまりエンタメ色の強いSFが流行らないので、こういう風に海外の作品を読めるのは新鮮です。

 

メトロ リダックス

メトロ リダックス

 
メトロ2033

メトロ2033

 

 上巻感想

 

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