装丁についていろいろ調べてたらいい一冊を見つけました。
書籍概要
漫画の顔と言える表紙と装丁。帯を使ったしかけや配色、扉やカバー下の表紙、紙や特殊加工など、人気作品の装丁について解説するデザイン本。
同人作家におすすめの一冊
いきなりおたく丸出しの意見で申し訳ないんですが、同人作家はこの本読んだ方がいいと思います。
デザインはもちろん、紙の種類、インクの種類、加工の種類も書いてあります!!(一部書いてないものもある)
装丁をテーマにしたデザイン本でも紙の種類までは書いてないことも多いので、これはありがたいです。
もちろん同人作家でなくても、装丁フェチの人にはたまらない情報だと思います。実際にその知識が役に立つ立たないじゃなくて、知れるということにわくわくするんですよね。
紙で漫画を買う醍醐味
結構デジタルで漫画を買うことも多いけれど、「装丁」というのは物理書籍の大きなアドバンテージだなとしみじみ感じました。
ひきだしにテラリウムは紙で買ったけれど、電子書籍で買ったらあの装丁イラストの壮大さに気づかなかっただろうから紙でよかったです。
こういう本を手元に置きたい! という動機は紙の書籍でしか味わえないですね。
もう一つのブログでやっている装丁まとめではAmazonリンクで書影を呼び出しているんですが、実際にカバーや扉を見ないとわからないことも多いので、あれはまだまだ問題が多いですね。
著者は漫画の装丁をテーマにしたブログをしているらしくて、こちらも情報量がすごいです。
まとめ
装丁って面白いな!と再確認した一冊でした。
デザインの世界は深淵だ……。
装丁の仕事174人 (玄光社MOOK WORKBOOK ON BOOKS 8)
- 作者: 日本図書設計家協会
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2010/03/29
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