吸血鬼の小説を読むシリーズ、まだまだ続くよ!
だいぶ内容が進んできました。
あらすじ
特区から敗走し、シンガポールに移った「カンパニー」。ミミコはそこでカンパニーの新しいトップになってほしいと依頼される。一方ジローは、自分自身の力をコントロースするために、真祖混沌がいる中国崑崙に向かう。
たくましくなったミミコ
ミミコは本当にたくましくなりましたね……。最初のことを考えると感慨深いです。
サマンサの協力を得て、再び立ち上がり、前に進む姿は本当にかっこよかったです。話的には大きな動きではないんですが、自分自身の心と向き合うことは、主人公らしい活躍でした。
これからどうしようもない波乱がたくさんあるのでしょうが、それでもミミコなら前を向いていられる、とさわやかな気分になりました。
笑うところではないとわかっているんですが、あの人のプロポーズにはちょっと笑いました。それに対してジローがわたわたしてるし。わたわたするなら最初からはっきりさせなよ!
閉鎖された特区はどうなるのか
もう一つ、閉鎖された特区のシーンが面白かったです。
吸血鬼に転化したあの人が飛び回っているのがかっこよかったです。彼女は正しさなんてどうでもいいのだろうけど、それでも死者の遺志を継いで生きていくところがいいですね。
カンパニーの人を特区に招くのは彼女なのかな、と思うと、まだまだ彼女の活躍が見れそうで楽しみです。
女性がどんどん強くなっていく一方、その分ジローの中途半端さが目立ってしまいます。最終的にはかっこよく決めてくれることを期待しています。
まとめ
女の子たちがどんどん強くなる巻でした。ジローも頑張ってはっきりさせてほしいですね!
そろそろ終盤になってきたので、終わり方も楽しみです。ジローには頑張ってもらいたいです。
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