ブックワームのひとりごと

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ADHDの人のための「精神論でない」片づけ方 司馬理英子『「片づけられない!」「間に合わない!」がなくなる本 ADHDタイプの【部屋】【時間】【仕事】整理術』感想

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「片づけられない!」「間に合わない!」がなくなる本―ADHDタイプの「部屋」「時間」「仕事」整理術

毎度のことながら、片づけられないので読みました。

 

書籍概要

不注意やスケジュール管理の苦手さから、生活で困難を抱えがちなADHDの人たち。どうすれば生活を改善できるのか。少しでも生きやすくするアイデアを、イラスト付きでわかりやすく解説する。

 

精神論ではない「片づけ方」

この本に限らず、発達障害向けのライフハックをまとめた本って、精神論に向かわないからいいんですよね。

一般向けの片づけの本読むと、「丁寧な暮らし」だの「片づけて幸せになる」だのが出てくるので。そりゃそういうのが好きな人もいるんだろうけど、私は「とりあえず友達に見せられる片づけ方」が知りたいのであってその精神性はどうでもいいんですよ!

たぶん同じようなことを思っている定型発達の人はいると思うので、そういう人は発達障害者のライフハック本を読むといいと思います。

生活をうまくやっていく工夫を具体的に、試行錯誤してやっていくのは、障害のあるなしを問わない重要なことですよね。

 

予定を詰め込まない

この本でためになったのは「予定を詰め込まない」ということですね。

暇だといろいろ予定を詰め込みたくなりますが、そうするとどれか一つは忘れてしまうんですよね。

できるだけ1日1タスクにとどめていますが、この方向性は間違っていなかったのだなと再確認しました。

あと忘れ物防止のバックインバックは買おうと思っているんですが、実際にはまだ買えてません。早く買ったほうがいい気がしています。

こういうことを先延ばしにしてしまうのも、発達障害らしい「だらだら」なのかもしれませんね……。

でもいいデザインがないんですよ(言い訳)。

 

まとめ

わかりやすくてためになりました。自分の困っていることを再確認し、工夫を検討できる本でした。

 ADHD傾向はかなり軽度なのだけれど、結構当てはまる部分が多いので、やっぱり少しあるだけで困難は増えるんですねえ。

よくわかる大人のADHD(注意欠如/多動性障害) (セレクトBOOKS)

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