ブックワームのひとりごと

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プロジェクションマッピングを駆使したデジタル演劇 『ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!! 進化の夏』感想

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」?進化の夏? [DVD]

友人のだぶったチケットを引き取ってハイステに行ってきました。ハイキュー!!原作はひととおり読んではいますが、舞台についての事前情報はほぼなし。

 

予算と挑戦を感じる

タイトルにもある通り、この作品にはプロジェクションマッピングが多用されています。

ただの壁が背景になったり、ボールを映し出して試合シーンになったり、多種多様な演出を担っています。プロジェクションマッピングを使い倒す意思があってよかったです。

そのほかにも半透明のモニター(であってるのか)が出てきたり、セットが多かったり、予算の多さを感じさせます。これがジャンプの資本か……。

ストーリーを進める後ろで、キャラクターが喧嘩してたりあいさつしてたりするので、何度も見たくなるのも納得です。

演劇にデジタルな演出を持ってきて、新しい価値を提案するような作品だったと思います。いい意味で演劇らしくない演劇でした。

 

良くも悪くも作品のファン向け

ただ、良くも悪くも作品のファンに向けた舞台だなあと感じました。

たとえばステージ上の人数が多いので、いまいちどこを見ればいいのかわからず、ストーリーを追いにくかった部分がありました。

バレーのシーンは踊ったり抽象的な演出だったり、戦っているところをリアルに再現できないので、戦っているというよりなんかわいわいやってるな……という印象がぬぐえなかったです。

頭の中にだいたいのあらすじが入っていないと、わかりにくい作品だと感じました。

しかしそれはわざとやっているところもあるだろうし、純粋に欠点とはいえないかもしれませんね。

そこまでダンスが好きじゃないので演出の一環として淡々と見てたけど、踊りが好きな人はすごく楽しいのかもしれませんし。

 

まとめ

面白かったけれど、原作ファン意外にはよくわからない作品なのではと思いました。

でもファンサービスに徹するなら、それはそれで潔いあり方だからいいと思います。