ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

強くてかっこよくてかわいい少女たちがロンドンでスパイ活動 『プリンセス・プリンシパル』感想

このブログには広告・アフィリエイトのリンクが含まれます。

プリンセス・プリンシパル I (特装限定版) [Blu-ray]

 

あらすじ

共和国と王国に分裂したアルビオン。スパイのアンジェとドロシーは、プリンセス・シャーロットと入れ替わるために学校に侵入する。しかしプリンセスは協力者となり、スパイの二人とともにロンドンで暗躍することに……。

 

女の子たちがたくましくて最高

何はともあれ、女の子たちが精神的にたくましいので最高ですね。

このシリーズはバッドエンドも多く、心がえぐられるんですが、女の子たちが強いのでそんなに悲惨にならなくてすみます。

あんまり悲劇を強調されると、キャラクターの不幸を消費しているようで辛くなってくるんですが、その点彼女らはどんな困難でも乗り越えていけそうなところがあるので安心して見れました。

かわいくて強く、自分の意思を持って戦う姿は、同性から見てもとてもかっこよくてあこがれます。

それがよく表れているのがプリンセスで、チェンジリング作戦が始まったばかりの回は本当に最高でした。

 

コンパクトに濃縮された物語

プリンセス・プリンシパル』は一部を除いて一話完結になっています。しかし毎回ストーリーの密度がすごいです。

30分のアニメで起承転結と伏線の敷設と回収をこなし、さらに面白いものを作るというのは大変だったと思います。

連作短編が好きな人にはぜひ一回見てほしいアニメでした。

その分、ノルマンディー公や7(セブン)などのサブキャラに割く時間がなかったので、それはちょっと残念でした。いろいろ設定がありそうなのに。

DVD特典のノルマンディー公のドラマCD聞きたいけれど、全巻買うのはなかなかしんどいな……。でもダンディな暗躍するおじさんかっこよくて……。

 

まとめ

見ていてとても楽しかったです。続編があるといいですね。

たくましくて強くてかっこいい女の子たちに惚れました。夢女子になりそう……。