ブックワームのひとりごと

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バッドエンドにこだわりを持って作られたノベルゲーム 『星光少女』感想

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www.freem.ne.jpフリーゲームやりたい期なのでぼちぼちプレイしています。

今回はノベルゲームがやりたくなったのでこちらをセレクト。

 

ゲーム概要

見世物小屋で暮らしている主人公(デフォ名:灯実)。血のつながった弟と、血のつながらない兄がいる。主人公は見世物小屋を探索し、登場人物と交流しながらエンディングを目指す。どのルートもすべて後味が悪い、バッドエンドノベルゲーム。

 

バッドエンドへのこだわりが光る

何より面白かったのが、こだわり抜いて作られたであろうバッドエンドの数々ですね。 ここまでバッドエンドに注目したゲームはそうないので楽しかったです。

R15相当の性描写、不謹慎な描写があるので気軽におすすめできるものではないんですが、私は面白かったです。

やっぱり同人作品やアマチュアの作品には「好き」という感情がいっぱい詰まっているのが楽しいんですよね。

商業作品ほどのクオリティはないけれど、「ヤバいな」と思える確率は個人の作品のほうが多いなと思います。

 

綺麗でわかりやすいデザイン

それからゲーム全体のデザインが、きれいで、かつわかりやすくてよかったです。

デザインが装飾的なのでプレイしにくいかと思ったんですが、意外とさくさくプレイできる形になっていました。

他にも攻略チャートがプレイを進めるにつれて解放できるところもよかったです。攻略情報を最初に開放することができるので、ゲームが苦手な人でも安心です。

自分の好きな要素を追求してはいますが、きちんとプレイする人のことも考えているゲームでした。

 

まとめ

すごく好みが分かれる作品だとは思いますが、私は面白かったです。

ユーザーに親切なところは素直におすすめできます。

そういえば前に「乙女ゲームはしばらくいい」と言っていたけどまたやってたので、私の言うことは信用しないでください。

 

吉里吉里/KAGノベルゲーム制作入門

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あどばんすど吉里吉里/TJSノベルゲーム開発ガイド

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