友人に「小説投稿サイトでおすすめある?」と聞かれたので、おすすめついでに今まで使ったものをまとめました。
結論的には「まず登録してみなよ!」という感じなんですが、どこから手を付けるかという問題があります。第一選択の参考にしてください。
小説家になろう
メリット
- とにかくユーザー数が多いので、ニッチな内容でもクチコミでそこそこ読んでもらえることがある。(上手いのは前提)
- 課金要素がなく公平。
- デザインが見やすく、読者側で背景色や文字サイズを変えられる。視力の悪い人には重要な機能。
- 感想欄、ブックマーク数、評価を非表示にできるので、人目を気にしすぎてしまう人に便利。
- 長く使っていてもデザインがあまり変わらない。
デメリット
- ユーザー数が多いので変な人や荒らしもそこそこいる。
- 作品数が多いので埋もれる。
- 規約が厳しい。規約違反を重ねるとアカウントを停止させられる。
- 作品を消しにくい。
総評
「とりあえずひとつ登録してみたい」という人には第一選択肢としておすすめします。
いわゆる「なろう系小説」のイメージが強いけれど、ぼちぼち書いていきたい人にも優しい機能があります。
難点としては規約が厳しく、うかつなことをするとすぐ運営から注意されます。
一旦アップした作品を消しにくいのも、自分の作品を黒歴史だと思っている人にとってはつらいかもしれません。
カクヨム
メリット
- デザインがかっこいい
- 応援、レビューに対してメールで通知が来る。
- 応援という、一話ごとにコメントやハートを付けられるシステムがある。
- 二段階の章が作れる
デメリット
-
運営の評判があまりよろしくない。(2018年現在)
-
評価の量がもろに出てしまうため、評価が気になりすぎてしまう人には向かない。
-
操作に癖があって慣れるのが大変。
- アクセスブロック機能がない。
総評
読みやすいデザインであるものの、アクセスブロック機能がない、操作に癖があるなどの欠点もあります。
特にアクセスブロック機能がないことは、粘着されるとやばい展開になりやすいですね。
運営の評判についてはコンテスト関連が主なので、のんびり書くぶんにはあまり関係がないかもしれません。
pixiv小説機能
メリット
- 縦書き、横書きを読者側で変更可能。
- 背景色を変更可能。
- 気軽に作品にリアクションを送れるスタンプ機能がある。
- 挿絵機能など、イラスト側と連携できる。
- 表紙を設定できる。
デメリット
- 二次創作が多数派な場所なのでオリジナルは完全アウェー。
- 検索システムがいまひとつ。
- 運営が突然デザインを変えてくる。
- 課金しないと使えない機能がある。
総評
pixivという場所にこだわりがあるならいいけれど、そうでなければあまりおすすめしない場所。
個人的には創作BL、R18ジャンルが盛んな印象があります。
同人誌のサンプルは上げやすいので、そこだけ使っている人もちょくちょく見かけます。
小説をめぐるコミュニティが一風変わった感じがするので、それに馬が合う人は楽しいかもしれません。
まとめ
登録にお金がかかるものではないので、とりあえずいくつか登録してみて、アップしてみるのがいいのではないでしょうか。
馬が合うサービスは人によって違うので、いろいろ試すのが一番ですね。
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