ブックワームのひとりごと

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太ったおばさんがスパイになって大立ち回り 『SPY スパイ』感想

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SPY/スパイ (吹替版)

Tポイントがなぜか余っていたので、Gyaoで購入しました。

 

あらすじ

CIAでスパイたちのサポートを仕事にしていたスーザン。しかしパートナーだったファインが殺されたことから、復讐を決意。スパイのエージェントとして働くことになる。しかしその仕事はハプニングだらけで……。

 

戦うおばさんかっこいい

太った地味なおばさんがスパイになるというだけで面白いし、さらにおばさんがめきめき強くなって敵をぼこぼこにするのが爽快でした。

スーザンみたいな太っていて後方支援タイプな人って、社会的になめられがちで、そういう人がガンガン戦ってガンガン人を殺すのが、ある意味社会への復讐っぽくて楽しいです。

控えめに生きてきた女性が名誉を手にするという点では、シンデレラストーリーに近いものがあるかもしれません。魔法ではなく、自分でガラスの靴履いているのがまたよろしい。

ほんのりあった恋愛要素も、ぐっときました。美男美女が付き合うのではないところが、この作品らしいです。ただ最終的なオチはめちゃくちゃひどかったですけど。(ネタバレのため詳しくは伏せます)

 

下ネタにちょっと食傷気味

ただちょっとストーリー展開が無理やりだなと思うところもありました。コメディだから話がベタでもいいんですが、雑に感じてしまうのはいただけないですね。

それから下ネタがひどくてちょっと引くところがありました。この辺は好みの問題なので、欠点とはかぎらないんですけど。なかなか生々しいネタがふんだんに使われていたのでちょっと辛かったです。

下ネタは基本的に好きだけれど、言われすぎると食傷気味になるのかもしれません。

ともあれそんなことを気にしない人もいそうだし、評価が高いのもなるほどなあと思います。

下ネタギャグが肌に合ったら、すごく楽しめる作品だと思います。

 

まとめ

少し不満はあるものの、全体的には面白かったです。

 ストレスたまっているときに見ると、すっきりしそうな映画だと思います。