ブックワームのひとりごと

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謎のアメリカ軍将校は、伝説の結婚詐欺師『クヒオ大佐』感想

クヒオ大佐

Amazonプライムで見ました。

 

あらすじ

アメリカ軍の将校クヒオ大佐と付き合う女性たち。しかし彼は結婚詐欺師だった。瓦解しそうな重ねた嘘は、どこに行きつくのか。そして女性たちは真実を知ったときどうするのか……。

 

すっとぼけた雰囲気が魅力

ギャグともシリアスともつかない。とぼけた雰囲気が魅力的でした。

笑えばいいのか悲しめばいいのかわからないところがあるので、そこは評価が分かれそうですが、私は好きです。

作中少しだけ明かされたクヒオ大佐の過去が、嘘の中でしか生きられない彼の人生を示していて切なかったです。

「あなたのことを好きだったから騙した」という言葉が作中に出てくるのですが、それこそ嘘と現実の区別がはっきりついていない人なんだろうなと思います。

「好きだったから騙した」はそれを象徴する言葉なのではないでしょうか。

 

共感性羞恥を感じる

これは面白さと直接関係がないんですけれど、作中人物が気まずい思いをするシーンが多いので共感性羞恥を感じてしまいます。

別に人が死んだり、物理的に傷ついたりする話ではないのに、すごくはらはらしながら見ました。

しかし、後半からそういうことはどうでもよくなってくるので、あきらめずに最後まで見てよかったです。

終盤の展開が、闇の展開が好きな人間としてはぐっとくるのでめげずに見てほしいです。

「〇〇して本当にする」という展開、闇が深いけれど非常に心動かされるものがあります。

 

まとめ

序盤はちょっとはらはらしましたが、終盤の展開が好きだったので楽しめました。

雰囲気的に好みは分かれそうですが、内容としてはしっかりした映画だと思います。

クヒオ大佐

クヒオ大佐