ブックワームのひとりごと

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怒りをコントロールする方法 水島広子『「怒り」がスーッと消える本 対人関係療法の精神科医が教える』感想

「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える

 

書籍概要

「ムカムカを手放したい」「ついキレてしまう」「つまらないことでイライラしたくない」「怒りっぽい自分をなんとかしたい」あなたへ。
「怒り」はなぜ起きるのか。どうすれば、イライラを手放せるのか。感情に振り回されない人になるには、どうすればいいのか。対人関係療法の第一人者が、「怒り」のメカニズムとその対処法を初公開します。
「怒り」の原因は3種類ある、怒っている人は単に「困っている人」、うるさいアドバイスは「相手の悲鳴」、ケンカするのは「役割期待」がずれただけ……。
わかりにくい感情のカラクリをすっきり明快に解説し、今すぐ心が晴れるヒント満載です。
「イラストもかわいくて、バツグンにわかりやすいです!」「具体的な方法がとても役に立ちました」「何度も読んで、バイブルにしています」……喜びの声続々。アンガーマネジメント本の決定版!

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怒りをコントロールする方法

怒りをコントロールするための心構えが書いてあって、参考になりました。

お互いの期待のずれが、少しずつ蓄積して怒りになっていきます。そのずれを、小さくすることが怒らないコツなのだなと感じました。

一方で、「怒らない」上で「断る」ということも、大事なことだと著者は説きます。

「イライラしない」という「心の姿勢」と「断る」という「行動」は、十分両立可能なことです。

(P128)

イライラしてしまうと逆に気軽に断れなかったり、思いをため込んでしまったりするので、これは重要なポイントだと思いました。

 

自分自身の倫理観に踏み込んでいかない

ただちょっと、物足りない本でもありました。

なんで怒りがあるのか、というと自分の中の倫理観と、現実が一致しなかったからだと思うんですね。

こうありたいという願望、こうあるべきという倫理観が怒りを生み出します。

だから、全部怒りを捨ててしまったら、そういう価値観まで捨ててしまうんじゃないかと思うんです。

この本はその辺の、自分自身の内なる考えをどうするかに踏み込んでいなかったので、そこが不満でした。

「怒らないこと」に話が終始していて、怒りの裏にある大切なものに対して言及がないところが合わなかったです。

 

まとめ

参考になる部分もありましたが、全体的には合わなかった本でした。

もっといろいろ読んで、自分が使えそうな情報を集めないといけませんね。

「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える

「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える

 

 

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