ブックワームのひとりごと

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怒らないための二つの方法―安藤俊介『「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない』感想

「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない (朝日新書)

今日の更新は安藤俊介『「怒り」のマネジメント術』です。

ストレスをコントロールするためにいろいろ読んでいる中の一冊です。

 

書籍概要

つまらないことで怒り、人生を無駄にしないためには怒りをマネジメントすることが重要。「怒らないようにする行動」だけではなく、「怒らない考え方」を作り出すにはどうすればいいのかを語る本。

 

二種類のコントロール方法

この本には、二種類の「怒り」のコントロール方法が紹介されています。

カチンときたときに、その怒りの強さを数値化したり、携帯の傷を数えたり……と、まず感情に距離を置いてみる方法。

もうひとつは、怒りを記録し、自分にどのような考え方のくせがあるかを知り、「怒らない価値観」に変えていく方法です。

後者は認知行動療法の応用だなと思います。自分の価値観が絶対ではないことを知り、考え方に余裕を持たせる。認知行動療法をやったことのある人ならとっつきやすそうです。

著者はこの二つの方法を「対症療法」と「体質改善」にたとえて説明しています。わかりやすい例えだと思います。

 

著者は最後の方で、自分と違う考え方の人と接する重要性を説きます。

「怒らない環境」を整えることはとても大切です。

 ですが、あまりにそれが整いすぎると「怒り」に対する免疫が弱くなってしまいます。

(P203)

 これは全くその通りです。私は今接している人たちがみんな穏やかだから、怒りを目にすると過剰に怖くなってしまうんですよね。

自分の怒りだけでなく、相手の怒りをどう処理するかと言うのも、私の今後の課題だと思いました。

 

まとめ

 初歩的な内容でしたが、書き方が良かったです。自分のやってきたことを確認していくにはいい本でした。

さくっと読めるし、アンガーマネジメントのことを調べるにはいい本ではないでしょうか。

「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない (朝日新書)

「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない (朝日新書)