ブックワームのひとりごと

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その場の勢いで生きてる人がアルバイト生活を送る―田口始『東京23区内に月1万5千円で住んでみた』感想【Amazon Prime Reading】

東京23区内に月1万5千円以下で住んでみた (ぶんか社コミックス)

今日の更新は田口始『東京23区内に月1万5千円で住んでみた』です。

Primeリーディングで読んでみた本。

 

あらすじ

大学進学をせずにひとり暮らしを始めた著者。好きな女の子を追いかけて東京に出るも、ふられてしまう。かくして不安定な東京生活が始まった……。アルバイトをしながら自活する自分を回顧したコミックエッセイ。

 

その場の勢いで生きる人のコミックエッセイ

著者がその場の勢いで生きていて、なんか、すごい人だな……と逆に感心しました。

真面目な人だと、こういう生き方は腹が立つかもしれないですね。

かなり悲惨な状況がたくさん描かれていますが、徹頭徹尾コミカルなので深刻になりません。ある意味体を張ったギャグですね。

ただこういう自分のことをネタにできるのも、今ある程度落ち着いて仕事をしているからでしょう。

でももうちょっとじっくり考えて行動するようにしたほうがいいと思います。マジで。

 

しかし、自分の知らない世界の実体験を垣間見るという点では面白かったんですが、このコミックエッセイで著者が何を訴えたかったのかはよくわからなかったです。

大阪人風のたとえをすると「オチがない雑談」みたいな作品でした。

もっと、この生活の総括がしっかりしていると評価が上がったのになと惜しい気持ちになりました。

 

まとめ

 面白おかしく描いているけどよく考えたら悲惨だな? というところもあり、空気感が面白い作品でした。

あとはオチがもう少し凝っていたらよかったです。