今日の更新は、松田恵美『きもの番長2 コーディネイトレッスン編』です。
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書籍概要
着物に興味を持ったけれど、どうやってコーディネイトすればいいのかわからない。そんな人たちのために、着物や帯、小物の組み合わせを提案していく。柄+柄が基本の着物のコーディネイトとは……
着物を着る予定はないんですが、目にもあざやかな着物のイラストが楽しいです。
ファッションにあまり興味のない私でも、「きれい! かっこいい!」となるのが作者の実力を感じます。
着物は柄+柄が基本なので、洋服とは少し違った雰囲気になりますね。
洋服だとうるさいだろうなと思う組み合わせでも、着物にするとしっくりくるのが不思議です。
派手というより、にぎやかになるんですよね。
着物とともに合わせるネイルアートやアクセサリーの話も面白かったです。作者が選ぶのを楽しんでいるのが伝わってきて、自分でもわくわくしました。「楽しそうに描く」というのは一種の美点ですね。
前の『きもの番長』もそうだったけれど、「こうしたらいいよ」という経験則はあれど、「こうしなければならない」のような押しつけを感じないファッション本でした。だから、ファッションにあまり興味のない私にも読みやすかったです。
まとめ
ファッションに興味のない私でも楽しい、着物本でした。
道行く人が着物を着ていたら、観察してしまいそうです。
他の著書も読んでみたくなりましたが、この『きもの番長』しか出してないみたいですね。タイミングが合えば出してほしいです。
作者のHPはこちら。
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パンをひたすら食べ続ける二人組の話です。