ブックワームのひとりごと

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庶民が語るインターナショナルスクールの姿―東條さち子『庶民の娘ですがセレブ学校に通っています』感想

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庶民の娘ですがセレブ学校へ通っています (バンブーコミックス すくパラセレクション)

今日の更新は東條さち子『庶民の娘ですがセレブ学校に通っています』です。

インターナショナルスクールについて気になって手に取った本です。

 

あらすじ

庶民だが、娘をインターナショナルスクールに通わせることにした著者。そこは、セレブ達の学校だった。セレブ達の生活にカルチャーショックを受けつつ、インターナショナルスクールの特殊なカリキュラムに挑んでいく。

 

インターナショナルスクールってどんなところ?

インターナショナルスクールってどんなことをしているのかな、という疑問を解消してくれる漫画でした。

英語漬けの生活、イベントだらけの学校、そして嫌というほどかかるお金……。

それでいて、節分などの日本のイベントは完全スルーなところが笑いました。日本なのに、外国みたいな場所ですね。

化粧もピアスも華美過ぎなければOK、カリキュラムも柔軟で、語学のこととお金のことを別にすれば、結構楽しそうな環境だと思いました。著者の娘も楽しそうだし。

ただやっぱり、かかるお金がえげつないので、気軽には通わせられません。あと、教育機関として認められていないので、卒業資格は得られないし。

外国への留学を前提にしているところも、セレブの学校ですね~。

 

しかしこの夫婦、『主婦でも大家さん』でも思ったけれど、タクシードライバーと漫画家のカップルで、いつもいつもお金がないと言っているわりに金銭感覚がおかしいですね。

給食費を払えなくなったり、電車賃を節約するために、スクールバス乗り場(遠い)まで徒歩で歩かせたり……。

それで漫画のネタになっているところも大きいけれど、赤の他人ながら心配になります。

私はただの一読者なので、アドバイスしたところでどうにもならないんだけど……。

 

まとめ

「こういう世界もあるんだな」と思えて面白かったです。インターナショナルスクールってどんなところ? と疑問を持った人にはおすすめです。

ただ本当に、お金は大事にしてほしいですね。

 

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