今日の更新は、『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #01』です。
前作は最後まで読んでます。
あらすじ
堕鬼種(インプ)の少年は、廃劇場の上で謎の少女に出会う。彼女は黄金妖精(レプラカーン)のひとりで、命を燃やして世界を滅ぼす<獣>と戦う運命を背負っていた。達観した振る舞いをする彼女に少年は……。
ケモナー主人公最高
まず主人公フェオドールがケモナーだというところがいいですね! 猫獣人がタイプだそうです。「推せる」と思いました。
角やみみしっぽが生えているのが普通の世界観なので別に特殊性癖というわけではないです。
私獣人大好きなんですよ。もっと獣人のイラスト載せてほしいな。
ちょろっと出てきた主人公の許嫁ももっとしっかりイラストで見たいです!
獣人が好きだとヒロインたちにアプローチされるのを断る理由にもなるし、うまい設定だなあと思います。
それを置いておいても主人公の性格はよかったです。ひねくれてて意地悪だけれど、根はすごくまともな倫理観の持ち主というね。
そして17歳の若者なので、妖精兵たちと同世代としてけんかしたりわいわいしたりできます。前シリーズのヴィレムとは対照的で、比べて読むと興味深いです。
ストーリーはだいたいあらすじ欄読んで想像される通りなんですが、予想通りでも文章がしっかりしているのであまり気にならないです。
戦争の中の何気ない日常を、書かせると一級品だなあと思います。キャラクターが全員愛しくなってしまいます。
文体が若干ポエミーなところは好みが分かれそうですが、文章が上手いと感じるラノベ作家のひとりですね。
ちょろっと出てきたフェオドールの許嫁のシーンがめちゃくちゃ萌えます。彼女は再登場あるのでしょうか。過去編にしか出番なさそうなんですがまた見たいです。
まとめ
久しぶりに読んでみたけれどよかったです。
また、ぼちぼちシリーズを追うかな~。
終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#01 (角川スニーカー文庫)
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前シリーズの感想はこちら。