ブックワームのひとりごと

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やる気を出すためにはまず行動!―上大岡トメ・池谷裕二『のうだま1 やる気の秘密』

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のうだま1 やる気の秘密 (幻冬舎文庫)

今日の更新は、『のうだま1 やる気の秘密』です。

 

あらすじ・書籍概要

いつも飽きっぽく、やりたいことをあきらめてしまう著者。しかし、飽きてしまうのは脳のせいだった。脳研究者池谷裕二とタッグを組み、脳のしくみを使って「飽きてやめる」を回避する方法を説明する。

 

脳は飽きるようにできています。異なる環境には慣れ、新鮮に思っていたこともすぐに魅力を感じなくなってしまいます。

それに抗うためには、淡蒼球という脳の一部を動かす「行動」が重要です。

それを動かす行動は、Body(体を動かす)、Experience(いつもと違うことをする)、Reward(ごほうびを与える)、Ideomotor(なりきる)の4つ。

 

「まず体を動かす」や「ごほうびを与える」はこれまでもやっていたことですが、きちんと効果があったのだなと再確認。

「なりきる」はこういう風になりたい! という目標があればすごく効果がありそうです。私は長澤まさみみたいな(人選は適当です)。

 

わかりやすい一方で、とても情報量が少なく物足りなかったです。パンフレットぐらいの厚さでも書ききれそう。

本を読むのに慣れていない人にはちょうどいいのかもしれませんが、私はもっとがっつり知りたいですね。

 

まとめ

面白いことは面白かったけど、あっさりしすぎていて物足りなかったです。

似たテーマでもっと情報量が多いものがあれば読んでみたいですね。