夏休みですね! こんにちは!
読書感想ブログやってると毎年毎年「○○ 読書感想文 コピペ」で検索してくる人たちがいて、むかついたので誰でも感想文を書けるテンプレ作りました。これで文句ないだろ!!!!
自分で書け!!!
テンプレできたよ
私が『(①)』を読んで感じたことは(②)ということです。
『(①)』は(主人公の名前)が(メインとなる行動1)する話です。その中で(行動2)したり、(行動3)したりします。
私がその中で(②)ということを感じたのは、(④)が(行動4)した部分です。
(④)が(行動4)したのは、(⑤)だからだと思います。そのような(④)に私は(②)と感じました。
(②)であるこの本、『(①)』をぜひ読んでみてください。
これでちょっと膨らませながら書いてみますね。
私が『図書室のネヴァジスタ』を読んで感じたことは、槙原渉という人間の業の深さです。
『図書室のネヴァジスタ』は、教師の槙原渉がとある高校に赴任して幽麗棟と呼ばれる寮に住む話です。その中で学生たちと交流したり、もうひとりの主人公津久居健太郎の監禁事件に関わったりします。
私がその中で槙原渉の業の深さを感じたのは、彼の元恋人である鳥沢唯が入院した槙原渉に会いに来る部分です。
鳥沢唯が槙原渉に会いに来たのは、今でも彼のことが好きだから、彼に無茶をしてほしくないのが理由だと思います。それなのに彼は鳥沢唯の真意に気きません。そんな鳥澤唯の行動に、私は槙原渉はひどいやつだなあと感じました。
槙原渉の業の深さが前面に押し出されている、『図書室のネヴァジスタ』をぜひ読んでみてください。
(335文字)
図書室のネヴァジスタなのは今服毒本(誤字ではない)がその辺にあったから……あとこれをコピペして学校に持っていく人はいないだろうという判断。
ノベルゲームです。興味があったらやってね。
話を膨らませる方法
これだけだと原稿用紙1枚ちょっとくらいしか書けないので、話を膨らませるこつも書いておきます。
・自分で似たような体験をしていたらそれを書く
自分語り、ネットでは否定されがちなんですが読書感想文だと結構ウケます。少なくとも、自分が経験したことは自分にしか書けないし。他人のエピソードを勝手に拝借するよりはいいと思う。
私がこの『図書室のネヴァジスタ』の感想文でで入れるとしたら…興味本位で自転車の車輪に足を突っ込んでめちゃくちゃ親に怒られたエピソードを入れます。
・引用を使う
あんまり長いと逆効果だけれど、せりふを抜き出すくらいなら文字数も稼げるし話のネタも増えます。
テンプレで言うと、(②)を感じたせりふやモノローグを紹介するといい感じです。
あとこういうの作ると、「文章はテンプレで書くものじゃない」と言い出す人が必ずいるんですけれど、文章が下手な人間こそテンプレを使って作るべきなんですよ。
快い音楽のコード進行が決まっているように、かっこよく決まる絵の構図が決まっているように、「読みやすい」文章の型というのは決まっています。
文章の上手い人というのは、無意識のうちにその型に従って書いているんです。
たとえばうちのブログは、あらすじ→感想→まとめの順になっているけれど、これがまとめ→感想→あらすじの順だと絶対読みにくいですよね? それから毎回ブログの構成がコロコロ変わってたら読みにくいですよね?
小説なら別として、何かを伝えたいときに書く文章で重要なのは構成です。逆に言えば構成がしっかりしていれば文章が下手でもなんとか意味は通じます。
以上、読書感想文の話でした。テンプレは自由に使ってください。テンプレをそのまま転載するのはだめだけれど、テンプレを使って書いた文章は好きなところに載せてくれてかまいません。
学生の皆さん、読書感想文頑張ってください。