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【ネタバレ有】大爆笑していた記憶しかない―「舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ」ライビュ感想

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今日の更新は、「舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ」ライビュ感想です。

 

あらすじ

聚楽第を突破した刀剣男士たち。その報酬としてやってきたのは山姥切国広の本歌、山姥切長義だった。へし切長谷部は山姥切国広の心理状態を心配し、山伏国広とともにふたりを一旦会わせまいとするのだが……。

 

山姥切国広と山姥切長義のギスギスっぷり楽しかった

こんな言葉から感想に入るのアレなんですけどあまりストーリーの記憶がないです。大爆笑していた記憶しかない。

ぼんやりとあるのは布をかぶった大包平……壁ドンをする長谷部……バク転をする陸奥守……。

刀ステ本丸って何か重大な事件が起こらなければこんな面白本丸なの?!

「コント刀剣乱舞」「刀剣新喜劇」って言っていた人をTwitterで見かけたけれど言い得て妙だと思います。

今までのとうらぶ作品でここまで喜劇に寄せてきたの初めてだったので新鮮でした。しかもそれを続きものの刀ステでやるところがすごい。

脚本の方は喜劇も書いていることは知っていたけれどやっぱり上手いですね。楽しかった!

 

笑っていた印象が強すぎて肝心のストーリーがおぼろげなんですけれど、山姥切国広と山姥切長義のW山姥切のギスギスっぷりは面白かったです。私ギスギスするの大好き。

修羅場を超えてたくましくなったはずの山姥切国広が、自分の本歌山姥切長義と出会ったことによって卑屈さがぶり返し、迷走してしまうのがなんだか懐かしかったです。

いいやつでもないけれど、悪いやつでもない長義の描き方が好きでした。本当に高慢ちきだしわりと失礼なんだけれど、強い刀はたとえさっきまで言い争っていても評価するし、彼の地雷を踏まなければおだやかに話せもする。長義には器の大きさと幼さが同居しています

長義の性格上簡単には和解できませんが、彼なりに今の落としどころを見つけたエンドだったのかなと思います。

あとこの本丸の刀剣男士ほとんど「山姥切長義」って呼んでいるんですよ。「長義」とは呼ばない。山姥切長義にとって名前が最重要のこだわりだということをみんな理解しているんです。

言っている刀剣たちは無意識かもしれないんですけれど、すごい優しいな!?と思った部分です。

 

コメディ楽しかったので三回に一回ぐらいこういう喜劇にしてほしいところがあるんですが、刀ステのテーマ上そうはいかないでしょうね。

おそらくほのぼのなこの作品にも伏線は仕込まれているんだろうなあ……恐ろしいです。

 

まとめ

大爆笑したという記憶以外はだいぶおぼろ気で……頼りない感想ですみません。

でも今回は刀ステ興味がなかった人にも見やすいのではないでしょうか。ここから入って虚伝から悲伝を見るとびっくりするかもしれませんが……。

 

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