ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

2026-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『ハッピー・デス・デイ』『2U』見た 問題のある女性がループを通して成長

あらすじ・概要 アメリカの大学生、トリーはある日殺人鬼に襲われ死んでしまった。そしてその日の朝に目を覚ました。トリーは殺人鬼に殺される一日を何度も繰り返すことになる。ループから脱出するには、仮面をかぶった殺人鬼の正体を知らなければならない。…

『黒と誠~本の雑誌を創った男たち~』カミムラ晋作 双葉社 感想

あらすじ・概要 のちに作家となる椎名誠は、個性的な青年、目黒と出会う。本が好きすぎて会社を辞めてしまうという悪癖を持った彼は、個人で書評を郵便で送るというサービスを始める。それはやがて、「本の雑誌」という雑誌を作ることにつながっていく。 面…

『日本語は「空気」が決める 社会言語学入門』石黒圭 光文社新書 感想

あらすじ・概要 普段何気なく使っている日本語は、その場の「空気」と深く関係している。私たちのことばに現れる「社会の雰囲気」に注目し、言語学がそれにどのようにアプローチするかを語っていく。ジェンダーや外国人の問題、方言などを言語学的にどう語れ…

『情熱でたどるスペイン史』池上俊一 岩波ジュニア新書 感想

あらすじ・概要 ヨーロッパのイベリア半島の国、スペインは「情熱の国」と呼ばれる。スペインにおける情熱とはいったい何なのか。古代ローマ時代から、近現代史まで、スペインの人々の歴史を振り返る。カトリックへの強い信仰や、誇りにこだわる思想から、ス…

『ジジ連れ冥土のみやげ旅inパリ』佐々木千絵 祥伝社黄金文庫 感想

あらすじ・概要 著者の父は、ステージ4のがんから生還した。いつ病気になるかわからないと痛感した著者は、思い出作りにパリに連れて行くことにする。そこに叔父も加わる。著者はパリについて調べ、旅程を立てた。そしてついに念願のパリに到着する。 高齢…

『ワンダホー・アラスカ』世鳥アスカ イースト・プレス 感想

あらすじ・概要 著者はアメリカ最北端の州、アラスカで青春を過ごした。アラスカの自然は厳しくも美しかった。アラスカの学校事情や、犬ぞりレースなどの独特の文化に触れながら、著者は成長していく。そして、ついに卒業式の日がやってきた。 自然豊かなア…

『ほとんど路上生活』川路智代 エブリスタ 感想

あらすじ・概要 著者は自分の分身とともに過去を語る。著者の母と兄弟は、父親の家の相続争いから逃げ出し、叔父を頼って移住した。しかしそこは鍵のかからない建物で、不審者が多発する場所だった。トラブルだらけの毎日を著者は必死に暮らしていく。 壮絶…

『バチカン近現代史』松本佐保 中公新書 感想

あらすじ・概要 今はイタリアの一部地域にあるバチカン。しかし元々は広い教皇領を持つ国家であった。フランス革命から、国民国家を目指したイタリア王国と対立。さらには無神論を唱える共産主義と対立しナチス政権に協力した。戦後、カトリックは人権思想と…

『日本人の知らない日本語』蛇蔵・海野凪子 KADOKAWA 感想

あらすじ・概要 外国人に日本語を教える仕事をしている凪子先生は、今日も外国人からの質問に答えている。間違った文法、語彙から、日本語特有の微妙な言い回しに至るまで、さまざまな質問が舞い込む。また、多様な国籍の人々が集まる日本語学校では文化のす…

『源氏物語 千年の謎』宮城とおこ あすかコミックスDX 感想

あらすじ・概要 紫式部は稀代の美男子、光源氏を主人公とした物語を書く。その物語は不思議な力を持ち、現実に怪異を呼び出した。紫式部は藤原道長に惹かれており、彼への愛憎入り混じる複雑な気持ちは物語にも反映されていた。 絵がきれいで幻想と現実が入…

『「させていただく」の使い方 日本語と敬語のゆくえ』椎名美智 角川新書 感想

あらすじ・概要 日本語敬語における「させていただく」。この言葉に違和感がある人は多いものの、使われ続けている。どうして違和感があるのに使ってしまうのか。「させていただく」の使われ方を紹介し、統計も用いながらも「させていただく」の使い方に迫っ…

『その悲しみに寄り添えたなら』天野和公 コミックエッセイの森

あらすじ・概要 寺の嫁として生活していた著者は、ある日わが子が障害を負ったことにより自分のことを見つめ直す。彼女は不治の病と付き合う人々を支える臨床宗教師の仕事に就く。布教や説教はしない、ただ相手の気持ちに寄り添う仕事を通して、著者は成長し…

『壊れた家族で生きてきた』最上うみみ コミックエッセイの森 感想

あらすじ・概要 平和だと思っていた生活は、両親の離婚によって一変する。シングルマザーになって酒浸りになってしまった母と、母と離婚し別の女性と暮らしている父。その間で揺れ動きながらも、必死に生き延びる著者。しかし同志である弟が失踪し、自分も心…

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー ハヤカワ文庫SF 感想

あらすじ・概要 主人公は宇宙船の中で記憶喪失になった状態で目を覚ます。自分は何者なのか、この宇宙船は何なのか。少しずつ記憶を取り戻すうちに、地球の存亡をかけたミッションに参加していることがわかる。しかしこのミッションは片道切符の決死行。迫り…

『45歳(独身)、どんな感じ?』森下えみこ 日本文芸社 感想

あらすじ・概要 45歳になった著者が生活のことを振り返る。地震があって備えを見直したり、ファッションや美容のことだったり、宝塚にハマったり。老いや衰えを受け入れつつも、日々を観察し、楽しいことを見つけていくコミックエッセイ。 45歳の今をのんび…