ブックワームのひとりごと

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井上理津子

『さいごの色街 飛田』新潮文庫 井上理津子 感想

あらすじ・概要 大阪に唯一残った遊郭街、飛田。著者はその実像をつかもうと、飛田に飛び込む。遊郭を運営していた人たちや、ヤクザとの関係、飛田特有の複雑なシステムを知り、著者は性産業と女性をめぐる問題について考えることになる。 ルポルタージュに…

葬儀屋、エンバーマー、火葬場職員など、「葬送」にまつわる仕事を取材―井上理津子『葬送の仕事師たち』

あらすじ・概要 少子高齢化により多死社会になりつつある日本。著者は葬儀会社、エンバーマー、火葬場職員など「死」にまつわる仕事のプロたちを取材。インタビューや見学によってその姿を描き出していく。死者たちに携わり、生と死の境界線で働く人にこそ見…