ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

言語学

『橋本式国語勉強法』橋本武 岩波ジュニア新書 感想 近道しないベタでしっかりした言葉の学び

あらすじ・概要 関西一の私立進学校、灘高校に国語教師として勤めていた著者は、高校生に向けて国語の学び方を教える。現代文の読解や記述式の問題の解き方、古文の考え方、漢文に親しむ方法など。受験のための勉強を超えて、人生に役立つ国語能力をつけるよ…

『ものの言いかた西東』小林隆 澤村美幸 岩波新書 会話からわかる東北人と関西人の価値観の違い

あらすじ・概要 方言は、単語や文法以外にもものの言い方に特徴を持つ。大げさで演技性が高く、軽妙なコミュニケーションを好む関西と、朴訥ながらも正直なコミュニケーションを好む東北。大阪、京都などの関西の人と、東北地域の人たちの話し方を比較しなが…

『やさしい日本語ってなんだろう』岩田一成 ちくまプリマ―新書 誰もが理解できる簡単な言葉とは何か

あらすじ・概要 わかりやすく、簡単な日本語で情報を伝えようとする「やさしい日本語」の運動。その運動のあらましや、文章を「やさしく」するコツ、現代の日本が抱える言語的少数派の悩みなどを解説。言葉による「やさしい」を考えると、少数派の日常の困難…

『やさしい日本語――多文化共生社会へ』庵功雄 岩波新書 感想 簡単な日本語を通して異文化と話そう

あらすじ・概要 外国語を母語とする人や、言葉に困難を抱える障害者など言語的少数派にも読める日本語「やさしい日本語」。その思想はどういうものなのか。少数派に優しくない日本語の現状を語りながら、日本人にとって日本語とは何か、ということについても…

『ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密』広瀬友紀 岩波科学ライブラリー 感想

あらすじ・概要 子どもたちは徐々にことばを学んでいく。その姿に、言語学者はことばの中の不思議や、真理を見る。子どもたちのかわいらしい言い間違いが、なぜ言語学者には興味深いのか。ことばの発達からことばの真髄を見出そうとする本。 ことばのあいま…

ASDたちは異なる言語感覚で生きている―松本敏治『自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』

あらすじ・概要 「自閉症の子は津軽弁を話さない」妻の何気ない一言から、自閉症の子どもの方言使用について調べ始めた著者。データは確かに自閉症の子どもは方言を話さない傾向を示していた。それはなぜなのか。自閉症の社会的な障害をヒントに、自閉症と定…