少年少女の恋模様を見ているととってもむずがゆくなってきますね。
というわけでやっと凪のあすから見終わりました!
あらすじ
おふねひきから5年後、冬眠から目覚めた光。そこには様変わりした世界が広がっていました。灯夫妻の家に身を寄せ、光はふたたび学校に通い始めます。光はすぐに現実を受け入れられず……。
泥沼恋愛模様ついに決着
この話に幸せになれるキャラクターはいるのか……と1クール目の時は疑っていたんですが、案外何とかなるものですね。
人間関係は錯綜しまくっているのですが、物語を通じて「人を愛する心」を肯定しようとしているところはまっすぐで好きです。
たしかに泥沼ではあるんだけれど、決して暗い物語ではありません。恋という過程を経て未来に向かっていく少年少女たちは愛しかったです。青春だなー。
これからもいいことばかりとは限らないけれど、荒波を乗り越えた彼らなら、がんばって歩いていけるような気がします。
変わったものと変わらないもの
この物語で繰り返されている「変わる」「変わらない」という選択。変わることに苦しみ、一方で変われないことに苦しむ。2クール目で海っ子四人の時間がずれてしまったのも、その大きなテーマの表現のひとつです。
4人が苦しんでいただけに、光が「変わってもいいし変わらなくてもいい」という結論にたどり着いたことにほっとしました。意識せずに変わってしまうこともあるし、変わらないことに意義があることもある。けれど最後は自分で決めればいいんです。
「そうするべき」という結論ではなくて、「どっちでもいい」という言葉で終わるところが、逆に新鮮だし、物語として優しいものを感じます。
まとめ
なんとなく見始めたアニメでしたが、すごく面白かったです。私は全員片思いものが好きなんですよねえ……。
これからの主人公たちの人生を応援したくなるアニメです。