ファンタビ見てきました。
豪華魔法が飛び出す!『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』予告編
あらすじ
イギリスからニューヨークにやってきた魔法生物の研究家、ニュート・スキャマンダー。彼はトランクの取り違えから魔法生物を逃がしてしまいます。しかも街の怪現象の原因とされ逮捕されてしまう体たらく。果たしてニュートはすべての魔法生物を捕まえ、無実を証明することができるのか……。
ニュート先生もてないだろうなあ
ニュート先生の性格に笑いました。あの人、確実に人間より動物が好きそうです。ムツゴロウさんみたいな人だな……。悪い人じゃないんだけど絶対女性にはモテないタイプだと思います。
ひょんなことからニュートの相棒的な存在になるノーマジ(アメリカでのマグルの呼び方)ジェイコブもよかったです。イケメン美女ばかりの映画の中で、彼が小太りのおじさんだったことはいいスパイスでした。
ティナとクイニーの姉妹もかわいくて強くて見ていて飽きなかったし、キャラクターの造形や設定にはしっかりとこだわっていました。メインキャラは全員好きになってしまう魅力があります。
原作との違いが目立った
ただ、この映画を面白いかと聞かれれば「普通かな」と答えます。その原因は原作シリーズとこの映画との悪役の価値観の違いです。
原作の闇の魔法使いは、「悪い魔法使い」なんですよね。思想がどうこうというより、「悪い魔法使い」であることが魔法使いらしい行動だと思ってやっているんじゃないかな……。一方で、今作の悪役には思想があるんですよね。やったことはともかく彼の思想はわからなくもない。これだと闇の魔法使いって感じがしない……ただの思想犯です。
ということを考えて、私はハリー・ポッターシリーズのあのおどろおどろしい悪の描写が好きだったんだなあと気づきました。舞台とする国が違うしスピンオフなので、一概に欠点とは言えないんですが、私はしっくりこなかったです。
こればかりはどうしようもないですね。
まとめ
いろいろ言ってしまいましたが、あくまでスピンオフと割り切って見れば面白いんじゃないかと思います。
やっぱり続編はどうしても解釈違いを起こしてしまいますよね……。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』魔法映画への旅
- 作者: マークソールズベリー
- 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ ジャパン
- 発売日: 2016/11/22
- メディア: 大型本
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