相変わらず九曜は朴念仁だなあ……そこが面白いんですけれど。
鈍感野郎だけど決めてくれるところは決めてくれるので許してしまいます。悔しい。
あらすじ
星鉄を手に入れ、死亡した<蜈蚣>の起動実験を行う巴たち。理論上は可能なはずなのに、彼はなぜか目覚めませんでした。一方、叶葉の前に、謎の少女が現れます。彼女にはある秘密があるようで……。
死んで戻ってくるということ
死んで生き返ってめでたしめでたし、とならないところがシビアです。生き返っても微妙に違う存在だという……。これから復活するメンバーも大変そうですね。
ただ、死んだ人間が生き返るということはかなりのご都合主義なので、そういうペナルティがあったほうが話に緊張感が生まれて面白いと感じました。
ロリお姉さんと話すとたじたじになる蜈蚣は可愛いです。
これから鬼虫のメンバーが出そろってくる過程で、考え方や価値観の違いを見せてくれると思うと楽しみです。
そして今回も主人公二人はかわいかったです。もう一生やっててほしい。
四巻まで来たのに読みづらさがなくならない
デビュー作なので読んでいるうちにましになるだろうと思ったけれど、四巻に来てもなかなか読みづらさがなくなりません。
おかげでライトノベルなのに結構読むのに時間がかかるんですよね……これは結構ハンデです。やっぱりさくっと読めてこそのライトノベルですから。
しかし、下手なのではなくて癖みたいなものだとすれば、どうにかできるものではないかもしれません。今後改善してくれればありがたいのでなんとかなりませんかね……。
ここまで来たから最後まで読むつもりです。最後どうなるかも気になります。
まとめ
ラストがどうなるのか読めなくなってきました。最後はどんな世界になるんでしょうか。敵に回ったあのひとたちの動向が気になります。
主人公たちのキャッキャウフフを楽しみつつ読み進めようと思います。

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