就活するときの参考に読みました。
書籍概要
企業が社員を選ぶだけでなく、社員が企業を選ぶ場面でもある就職面接。優秀な人材を選び、優秀な人材に選ばれるためにはどうすればいいのか。心構えから、質問例まで、さまざまなことを解説する。
人と接することの難しさ
この本の面白いところは、人と接する難しさを感じさせるところですね。
面接試験を受ける人は「いい人材」になろうと努力するけれど、企業側も「いい人材」とは何なのか悩みながら面接を実施しています。その悩みを知れただけでも価値があったと思います。
面接者に対して「こうあるべき」という決めつけを排して、なるべく色眼鏡をかけずに人物を見ようと努力することが、大事なことなのだなと思いました。
そのような面接を受ける人に対して真摯な姿勢で書かれているので、これから就活をする人が読んでも面白いと思います。
ただ、そう簡単にこのとおりにできないだろうなとも思います。
ストーリーを持つこと
読んでいて思ったのは、面接でストーリーを持つことが重要だということです。
「自分はこう思う」という意見だけではなく、具体的にどういう行動をしたのか、そう思ったきっかけは何なのか、しっかり説明できると、面接で有利を勝ち取ることができます。
予想しない質問をされることもあるけれど、できるだけエピソードをたくさん探しておいたほうがよさそうですね。
何気ないと思っていたことも、書き起こしてみたら需要があるかもしれないので、どんどん文字にしておいた方がいいかもしれません。
面接官の人が何に悩み、何を考えているのか、垣間見る参考になりました。
まとめ
面接官の気持ちが知れて、面白かったです。
面接について、わかりやすくまとまっていた本だと思います。