ライビュを見てきましたよ。
あらすじ
歴史修正主義者から歴史を守る刀剣男士たち。審神者から近侍の地位を賜った山姥切国広は、小田原にていないはずの遡行軍に襲われる。遡行軍がいないはずの小田原に、なぜ敵がいるのか。その謎を解くために、舞台はその時代に残り、調査を始めるが……。
長谷部かわいすぎかよ
※長谷部に関しては冷静な判断力を失うことを前提にお読みください。
長政の前ではふにゃふにゃになってしまう長谷部本当にかわいかったです。愛のあまりにキャラ崩壊をしている。
長政が長谷部に向かって「生きろ」というのは、呪いに等しい言葉ですよね……。一幕の長谷部は何も知らないのでよけいに。あの言葉をもらえて幸せでもあるけれど、不幸でもある。
しかし長谷部については、かなり踏み込んだ解釈をしているので、解釈違いを起こす人も結構いると思います。
私は、メディアミックスに関しては、作り手の解釈を見るのが好きなので面白く見たけれど、自分の解釈にこだわりがある人にはあまりおすすめできないかも……。
山伏国広かっこいい
あと今回は本当に山伏国広がよかったです! 彼がいるだけで本丸が明るくなります。
ただの脳筋ではなくて、精神的に部隊を支える山伏、本当にかっこよかったです。
今回の主人公格の山姥切と長谷部は、作中で精神的にぐらぐらしっぱなしなんですけど、それをきちんと支えたのが山伏であることが本当にいいですね。この作品に山伏を出してくれてありがとう……。
あまりにも安定感があったので、今後の刀ステ全部に山伏を出してほしいくらいです。山伏がいればどんな闇な話でもなんとかなる……。
人間キャストのみなさんもかっこよかったです。好きだったのは官兵衛です。なんか、常に正気なところが逆に闇が深かったです。
未来から助けに来る刀たち
ストーリーはすごく時間SFでよかったです。大長編ドラえもんみたいだなと思いました。影響受けていたら面白いですね。
未熟だった自分を助けるのが、強くなった自分たちであることが成長ストーリーそのものでよかったです。見終わって、卒業式を見た気分になりました(シリーズはまだ終わってないですが)。
長谷部と長政の、お互いがお互いを助けるタイムパラドックス関係もよかったです。あの本丸、あの時間軸でしか成立しない不思議な関係……。まさにSFの極み。
SF大好き人間にはたまらない話でした。正直時間SFが好きだと展開が読めるところがあるんですけれど、それでも伏線をきっちり回収して心理描写も丁寧にやってくれたから、最高でしたね。
まとめ
長谷部のせいで冷静さを欠いている気がするけれど……私は楽しめました。
今後も原作を踏まえつつ、尖った解釈をしてくれると嬉しいですね。
舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り オリジナル・サウンドトラック
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