このエッセイどこかで読んだ気もするんですが、内容を覚えていないのでどっちでもいいか……。
あらすじ
運動不足だった著者は、その解消のためにマラソンを始めることにする。目標は、ホノルルマラソン。そのために道具を選んだり、ランニングをしたり準備を続ける。少しずつ距離が長い大会にもチャレンジし……。
走るの苦手だけどこれは楽しそう
私は走るのは苦手なんですけど、この本は楽しそうでよかったです。
ランニングのあとにビール飲んでわいわいしたり、目標達成を喜んだり……。運動を全力で楽しんでいるところが読んでいて面白かったです。
運動不足の状態からでも、トレーニングすればフルマラソンを走れるという内容も、元気が出ました。エッセイのネタ集めとはいえ、しんどいときもあったと思うんですが、やりきってくれて読者としても嬉しかったです。
たとえ自分にとって興味のないスポーツでも、誰かが何かをやりとげる話は、気分がいいなと思いました。
ホノルルマラソンで筋肉痛
面白かったのはホノルルマラソンで筋肉痛を起こし、歩くのも一苦労な状態になっていたシーンです。
がんばった勲章ではあるけれど、どうにもコミカルで笑えてしまいました。それでも観光に行こうとするふたりは根性がありますね。
あと食べっぷりがすごいかとうさんが面白かったです。マラソンを始めるとだいたい食欲が増すみたいなんですが、かとうさんはマラソンを始める前からよく食べる人だったようです。
こんなに良く食べる人が身近にいると、面白いでしょうね。
まとめ
何かをやり遂げる話で、王道で良かったです。
ゆるく読みつつも、最後にはすっきり終わる挑戦ストーリーでした。