今日の更新は、『こいつできる! と思われる今どきの「段取り」』です。
結論から言ってしまうと、読まなくていい本だと思います。
書籍概要
他人の効率を高め、自分の効率を高めるには? 名刺の整理や思考の整理、それに伴う工夫の仕方を解説していく本。
って、中身がなさすぎるからあらすじも書きにくいわ!!!
書籍ではなく日記にしておけ
まず良くないのが、言い方が抽象的で観念的なところ。
あと、「〇〇(地域や組織)で××なことがあり~」という例は出てくるものの、作者が実際に体験して、どう思ったかという文面が少ないところが問題です。自分に実際に起こったできごとを出さないと、こういう本は説得力がないと思います。
たまに自分の話をすると、こういうの。
未来を生み出すためには、過去と向き合うということがすごく大事な気がするのです。
(中略)
そして、私も、お墓参りの回数を増やしたときから、ムダな時間がなくなったように感じるのです
(P58)
そういう「かもしれない」とか「気がする」の領域は、ビジネス書じゃなくて日記に書いたほうがいいと思います。
このような、いいこと言っているようで、ぜんぜん中身のない本ですら出版できてしまうところに、ビジネス書の闇を感じます。
まとめ
本当に毒にも薬にもならない本なので、読まないほうがいいですよ!
内容のない本とはどういうものか、という反面教師としては読んでいいかもしれません。