最近心労が多いので、前向きになれる映画がいいな~と思ってチョイスしました。
あらすじ
「魔法が使えるようになったら楽なのに」と思ったのび太は、もしもボックスでこの世界を魔法の世界に変えた。そこは空飛ぶじゅうたんが飛び交い、学校で魔法を習う世界。だが、その魔法世界には危機が迫っていた。
伏線回収のあざやかさ
昔一度見た記憶があるんですが、いい感じに記憶を失っていて楽しめました。
のび太とドラえもんは、序盤で自分たちの形をした石像を見つけます。それが動いたり場所を移動するのでのび太とドラえもんは怖がるわけですが、その導入がちょっとおどろおどろしくて面白いです。
そして終盤で、怒涛のようにその真実が明かされます。そのあざやかさには本当に感服しました。
もしもボックスやタイムマシンを使ったプロット構成は、ドラえもんシリーズの十八番ですね。
魔法世界の設定も、面白かったです。魔法は努力しないと使えないし、魔法のじゅうたんは高いから貧乏な家庭では買えません。基本的な動力が入れ替わっただけで、なんでもできるわけじゃない……というのがシビアで笑えました。
あとこの映画には、ディズニーのパロディがいろいろなところに盛り込まれているなと思います。のび太がほうきを働かせようとするOPは「ファンタジア」だし、魔法のじゅうたんや魔法がかかった木など、魔法世界のディティールにディズニーっぽさがありました。
こういうパロディをわかるようになるのも、大人の楽しみのひとつですね。
まとめ
たまに子どものころ見た映画を見ると、新しい発見があって面白いです。
また、他の映画も見てみたいですね。
今気づいたけれどリメイク版もあるんですね。機会があったら見てみたいです。