ブックワームのひとりごと

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いつもの古書堂だけどちょっとオチが不満―三上延『ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ』感想

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)

今日の更新は、『ビブリア古書堂の事件手帖6』です。

表紙はダークな栞子さん。

あらすじ

『晩年』の古書ほしさに栞子を突き落とした男、田中から「別の『晩年』を探してほしい」という依頼が来る。ビブリア堂はそれがどこにあるのか調べ、危険な男が狙っていると持ち主に警告するために捜査に乗り出す。

 

実行犯の同期が雑

血縁関係がぎっちり詰まっているので、若干読むのがややこしかったですね。

栞子と五浦の関係性に浸ることができなかったのはちょっと残念です。

でもちょっとしたシーンでたびたび栞子めちゃくちゃ五浦のこと意識していてほほえましかったです。かわいい。

 

ストーリー自体も古書狂いたちの犯罪的行動が主なので、あまり共感はできなかったです。まあ、まったく理解できないことを楽しめばいいんですけれど。

特にあの、実行犯の動機が雑な気がして謎解きに乗れなかったです。そういう人、いないとは言わないんですがあまりにも物語に都合がよすぎます。

筆力がある人なので、そういう穴があってもそれなりに面白いんですが、今までそつなくこなしてきただけに、なんだかすっきりしない読後感になってしまいました。

 

まとめ

ここまで読んだから最後まで読みますが、なんだかすっきりしない、シリーズとしては珍しいオチでした。

まあ、シリーズが長く続けばこういう巻も出ちゃうよなあ。