『名探偵ピカチュウ』見てきました!
やったポケモンはプラチナバージョンが最後です。
あらすじ
父親の事故死の知らせを聞いてライムシティにやってきたティム。ティムは父親の家で父のパートナーポケモンだったピカチュウに出会った。なぜかピカチュウの言葉がわかるティムは、ピカチュウとともに父親を探すことになるのだが……。
マジでピジョットのシーンだけで受け入れられたよね
最初はリアル調のモフモフポケモンたちに違和感ありまくりでしたが、ピジョットが空を飛び交うシーンですべてを許してしまいましたよ。
だって空に鳥ポケモンが普通に飛び交い、牧場ではウシ型ポケモンが飼われている光景ってポケモンファンの夢じゃないですか……。
そういう夢を「リアルに」再現するためには、ポケモンもリアルっぽく描く必要があったのでしょう。
あと、毛皮や目の虹彩などの質感はリアルだけれど、フォルムはゲームをしっかり再現しているところは好感度高いです。ポケモンってどこに内蔵入っているんだっていうデザインも多いけれど、そんなポケモンも形はそのままでリアル調になってます。そこが「気持ち悪い」だけじゃない感想を持てたところでした。
世界観は、ゲームやアニメのポケモンが突っこまないところを描きこんでいて面白かったです。
ライムシティというトレーナーのいない街を描くことによって「実際動物を働かせてるだけじゃないか」という指摘を回避しています。
あと、この作品、「ポケモンを大事に扱うこと」がテーマになっていないところがいいと思うんですよね。描かれていないわけではなくて、もうそれは語るほどのことでもない前提のことなんですよ。
登場人物はポケモンの扱いについて説教臭いこと言わないし、悪役もある意味ではポケモンをリスペクトしているといえる。
その上で、パートナーシップや家族愛を描いていました。
正直「ポケモンは仲間! 大切にしよう!」という話はやりつくされてしまった感じがしていたので、この方向性は面白かったです。
ミステリとしてはかなり犯人が読めてしまう内容なんですが、謎解きの皮をかぶった娯楽作としてならありだと思います。【ネタバレ】
あとここの伏線は普通にびっくりしました。【ネタバレ】
以下、箇条書きで細かい小ネタの感想(微ネタバレかも)
・序盤で私ミュウツーの逆襲見に来たんだっけ?と思った。
・引っ越す友達に心配される主人公。
・コダックへの謎のこだわり。
・私服がダサいヒロイン笑った。
・突然の怪獣映画。
・ピカチュウの顔芸はわりと一瞬なので見逃さないように。
・モテないけどいいやつなんだなあとわかる主人公。モテないけど。
・なぜ背負ってまでコダックを連れていく。
・警察官がガーディ連れてるのめっちゃかわいい。
・渡辺謙にブルーを添えようと思ったスタッフ、最高では? 無精ひげのおっさんがブルー連れてるんだよ?
・リザードンは普通にかっこいい。
まとめ
すごく楽しかったので機会があれば吹き替えでも見たいです。
わいわい楽しめる映画なので、ポケモン世代の人にはおすすめです。ふわふわピカチュウを見に行ってくれ!
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