ブックワームのひとりごと

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そういえばそうだったな、ということを冷静に描く―わたなべぽん『もっと、やめてみた 「こうあるべき」に囚われなくなる暮らし方・考え方』

もっと、やめてみた。

今日の更新は、わたなべぽん『もっと、やめてみた』です。

 

あらすじ・書籍概要

普段何気なくやっていること。プチプラアクセを買う、ボディーソープ、イベント前に鬱々とすること。それらは実は必要ないのかもしれない。思いきって習慣を「やめてみた」記録をつづるコミックエッセイ。

 

著者がいろいろなことを「やめてみる」この本。

読んでいて思うのは、「やめる」はきっかけがないとやめられないのだなあということです。

ふと、うまくいかないとき、「やめてみたらどうだろう?」という選択肢を持つ。それも大事だなあと思いました。

 

そして、「やめつづける必要はない」というのも優しかったです。

たとえば作中で観葉植物を買うのをやめた著者は、多肉植物を育てるのを成功したのをきっかけにふたたび植物を育て始めます。今度はうまく植物の世話をできるようになりました。

何かきっかけがあればやめていいように、何かきっかけがあればやり直してもいい。そのゆるい行動の断捨離っぷりは見ていて気楽でした。

 

書かれていることはよく考えれば当たり前のことで、すごく特別なコミックエッセイというわけではないです。でもそれを面白く、かつ冷静に描けているところが上手だと思います。

新鮮な情報というより、「そういえばそうだったな」と再確認できる内容でした。

 

まとめ

特別新鮮な情報があるわけではないのですが、忘れていたことを教えてくれるようなコミックエッセイでした。

作品の根底にあるクールさが好きです。