ブックワームのひとりごと

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ダンス少女、ホクサイと飯、シベリア抑留。2019年上半期に読んだおすすめ漫画9選

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素材:Canva(https://www.canva.com/

今日の更新は、2019年に読んだおすすめ漫画です。

コミックエッセイ中心にぼちぼちと読み進めていました。

 

 

 


 

『かわいいころを過ぎたら アン18歳』青沼貴子 メディアファクトリー

かわいいころを過ぎたら アン18歳 ~『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 アンの思春期ルポ~

高校をやめて定時制に転校し、ダンスを頑張る娘。そしてそれを応戦すると決めた両親を描いたコミックエッセイ。

娘のアンがチャラいけれど生真面目で、上手くいかないだろう……と読む前に思っていた自分を反省しました。

応援しきった著者夫婦もかっこよかったです。

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 『ブタが好きすぎてハンガリー国賓になりました』松本久助 ポプラ社

ブタが好きすぎてハンガリーの国賓になりました

ブタの漫画を描いていたらハンガリーの外務省に認知され、国賓として招かれてしまった漫画家の話。

「こんなことってある!?」という展開で面白かったです。外務省がどんな仕事をしているのか、知るきっかけにもなりました。

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 『あの子に優しい世界がいい』あおのなち 一迅社

あの子に優しい世界がいい

異性、同性、いろいろな「ふたり」を描いた短編集。

ちょっと頭をひねらないとわからない作品集で歯ごたえがあります。こういう説明しすぎない作品は最近読んでいなかったので新鮮でした。

絵柄もかわいくて大好き。

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 『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』 うめ マガジンハウス

イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ

ふたり一組で仕事をする漫画家夫婦が子どもを持ち、育てていく過程でその課題を描いていくコミックエッセイ。

根底にある考えがロジカルで面白いです。社会に対して批判はしているけれど、クールでわかりやすい。この温度感が好きでした。

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 『ホクサイと飯』鈴木小波 講談社

新装版 ホクサイと飯

売れない漫画家がぬいぐるみのホクサイと一緒にご飯を食べる飯テロ連作短編。

漫画的な絵のうまさが面白かったです。誇張表現を多く使い、ささやかなことをファンタジックに描いて見せる筆力がありました。

とにかくにぎやかで楽しい作品でした。

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 『金の国水の国岩本ナオ フラワーコミックススペシャル

金の国 水の国 (フラワーコミックススペシャル)

仲たがいするふたつの国を平和にするため「国で一番賢い青年」と「国で一番美しい娘」が結婚することになる。しかしお互いの国は、その身代わりの動物を送り付け……。

とにかく主人公カップルがかわいくて最高でした。末永くお幸せに!

すべての展開を一巻で畳み切ったのもお見事。映画を見たような充実感がありました。

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 『凍りの掌 シベリア抑留記』おざわゆき 小池書院

凍りの掌

シベリア抑留された父親の話を、娘がコミカライズしたノンフィクション漫画。

過酷な環境もさることながら、下っ端兵士が必死で働いているのに上官は室内でのんびりしていたのがとてもつらかったです。こんなところにまで格差が存在するんですね。

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 『統合失調症日記』木村きこり ぶんか社コミックス

統合失調症日記

統合失調症を発症し、治療を受けながら画家を目指す著者の生活を描く。

幻覚や幻聴とどうにかつきあいつつも、日常生活を送ろうとしている著者は興味深かったです。

統合失調症者の孤独と、それでもどうにか生きようとする希望が描かれた作品でした。

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 『裁判長!ぼくの弟懲役4年でどうすか』松橋犬輔 ノース・スターズ・ピクチャーズ

裁判長! ぼくの弟懲役4年でどうすか

ある日弟が逮捕されてしまった。加害者家族として裁判を傍聴した著者の記録。

ある意味一番リアリティのある傍聴コミックエッセイでした。身内に犯罪者が出たらどうなるのか、という点でも参考になりました。

本人はともかく最後まで信じた母親を不幸にしないでほしい。

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以上です。興味がある作品があればぜひ読んでみてください。